おうち英語を始めた頃は、

「毎日何をしたらいいんだろう?」
「英語の時間を習慣化しよう!」

と、いろいろ焦ったり頑張ったりしていました。

でもおうち英語を続けていくうちに少しずつ無理せずに英語に触れられるようになってきました。

その一つが英語での語りかけです。

英語での語りかけは、わざわざ時間を作らなくてもできます。

生活の中には、英語にできる場面がいっぱい

たとえば、朝。

「靴を履いて」
「帽子かぶって」
「忘れ物ない?」
毎日言っている何気ない声かけも英語にできます。


こういう言葉って、英語教材の中ではなく、子どもと一緒に生活しているからこそ出てくる言葉なんですよね。



生活の中の英語は、意味と一緒に入ってくる

生活の中で英語を使ういいところは、言葉の意味を日本語で説明しなくても、状況から伝わりやすいこと。

たとえば、子どもの靴を脱がせながら、

“Take off your shoes.”

と言えば、言葉の意味を教えなくても、「靴を脱ぐことなんだな」と分かります。

絵本のページをめくりながら、

“Turn the page.”

と言えば、「ページをめくる」という動作と英語が結びつきます。

こういう経験を少しずつ積み重ねていって、「英語=日本語に訳して理解するもの」ではなく、「この場面では、この言葉を使うんだ」という感覚につながっていくといいなと思います。


ちゃんと話せなくても大丈夫

もちろん、親が英語で声をかけたからといって、子どもがすぐ英語で返してくれるわけではありません。

日本語で意味を聞かれる事もあります。

日本語で返事をすることもあります。

それでもいいと思います。

私は子どもに英語を言わせることよりも、まずは英語を聞いて意味が分かる経験を増やしたいと思っています。

だから私が

“Put your shoes on.”

と言って、子どもが黙って靴を履いたらそれで十分です。


英語を話さなくても、英語と行動が結びついていけば、それも立派な英語でのやりとりです。

英語は「特別な時間」じゃなくてもいい

もちろん、絵本を読んだり、歌を聞いたり、英語の動画を見たりする時間もあります。

でも、それとは別に、

着替える。
ご飯を食べる。
遊ぶ。
片付ける。
お風呂に入る。
寝る。

そんな毎日の中にも、英語がある。

そのくらいの気軽さでもいいんじゃないかなと思っています。


それなら親にとっても子どもにとっても、無理なく続けやすい。

そして何より、子どもにとって英語が特別なものではなく、自分の生活の中で使う言葉になっていったらいいなと思っています。


今日から使える「生活の英語」10個

「やってみたいけど、何て言えばいいか分からない」という方へ。

私が毎日の中でよく使う言葉を10個集めてみましたので、1つ、2つ取り入れてみるのはどうでしょうか?

初めはできるだけ、言葉がなくても状況や行動だけで意味が分かる時の声掛けだと子どもに負担が少なくていいと思います。


① 靴を脱いで

Take off your shoes.

shoesをhatやshirt、pants、backpack、glassesなど身につけるものに入れ替えられます。

② 帽子をかぶって

Put on your hat.

①と同様にhatを他の物に入れ替えて使えます。

③ コップを持ってきて

Bring me your mug.

④ 歯を磨いて

Brush your teeth.

⑤朝ごはんの時間だよ

Time for breakfast.

⑥ 手を洗って

Wash your hands.

⑦ 手を拭いて(手を洗った後に)

Dry your hands.

⑧ 寝るよー

Let’s go to bed.

⑨ 2階に行こう

Let’s go upstairs.

⑩ おやすみ

Good night. Sweet dreams.


まずは「毎日必ず言う言葉」を1つだけ英語にしてみる。

そして、慣れてきたらもう1つ。

そんなふうに少しずつ増やしていけばいいと思います。

英語を「勉強する時間」を増やすのではなく、いつもの生活に英語をちょっとずつ足していく。

おうち英語はそんなところからでも始められます。