富良野市立図書館で開催している「英語絵本のおはなし会」で、『Color Zoo』を読みました。

『Color Zoo』は、いろいろな形から動物が次々と現れる、見た目にも楽しい絵本です。




小さな子どもでも楽しめそうだなと思って選んだのですが、ひとつ悩んでいたことがありました。

「この絵本、どんなふうに英語で読んだらいいんだろう?」

文章は動物の名前や形だけのシンプルな絵本です。

そして参加してくれるのは、まだ英語がわからない小さな子どもたち。

文章をそのまま読んでいくだけでいいのかな?

日本語で説明したほうがいいのかな?

それとも、英語でどんどん話しかけても大丈夫なのかな?

そんなことを考えていました。


「英語を全部わかってもらおう」としなくていい


今回は絵本の文章を読むだけではなく、子どもたちの目の前にある絵について、短い英語で声をかけながら読んでみることにしました。

たとえば、

“Look!”

“What’s this?”

“A lion!”

“Roarrrrr!”

というように。

子どもたちに答えてもらうことが目的ではありません。

答えが返ってこなくても、私が「A lion!」と言えばいい。

指をさしたり、表情をつけたり、動物の鳴き声を真似したりしながら、英語と絵を結びつけていって欲しいなと思いました。

英語を理解してから楽しむのではなく、楽しみながら少しずつ英語と意味が結びついていけばいいということを意識しました。



実際に読んでみると……

今回来てくれたのは、1歳と3歳のお子さん。

まだ英語を理解しているわけではありません。

それでも、絵本を見ながら楽しそうに聞いてくれていました。

「What’s this?」と問いかけて、答えが出るまで待つこともしませんでした。

“Look! A lion!”

とこちらから伝えて、次のページへ。

英語の意味を日本語で全部説明しなくても、絵や声、表情、動きを通して「なんだか楽しそう」と思ってもらえたらいいなと思いました。

英語絵本は「英語を教える時間」じゃなくてもいい

英語の絵本を読む時、

「この英語、子どもは理解しているかな?」

「ちゃんと意味を教えたほうがいいかな?」

と、つい考えてしまいます。

でも、1〜3歳くらいの子どもと英語絵本を楽しむなら、まずは

「英語の時間って楽しい」

と思ってもらえることが大切なのかもしれません。

全部理解できなくてもいい。

英語で答えられなくてもいい。

絵を見て笑ったり、「Roar!」と真似してみたり。

そんな小さな経験を重ねていくうちに、少しずつ英語の音と意味がつながっていく。

そんな経験が増えていけばいいなと思います。

これからも、おはなし会では「英語がわからなくても楽しめる」絵本を選びながら、親子で一緒に英語の絵本を楽しむ時間を作っていきたいと思います。