毎週土曜日、朝8時45分家を出て、
バスを乗り継いで音楽学校まで子を送り、
バスを乗り継いで家に帰る。
トロイカカードの名義登録をしておくと、
90分以内の乗り換えは無料になるので、
4本バスを使って75ルーブル(約150円)。
子供は3か月バス乗り放題で1290ru(約2600円)
また12時45分に家を出て迎えに行く。
ピアノのレッスンは、入学式の日に一度
訪問したことがある11番教室。
その先生の専属の部屋で、6畳ぐらいの広さ。
横並びにピアノが2台、大きい机、椅子4,5脚。
1対1のレッスンで、先生からの連絡事項は
連絡帳に全て書かれる。
稀に先生が入口の待合室まで降りてきて
伝達事項を話すこともある。
1年の最後の夏休み前、予告されたとおり、
9月にтехнический зачёт(技術評価)と呼ばれる
試験があり、生徒が楽器の基本的な演奏技術を
習得しているかどうか評価される。
試験日は、通常学校の帰り道、
歩きながらパンを食べさせ、
家で20分ピアノの練習をして、音楽学校へ。
合唱の授業の後、別の生徒のレッスンを
している先生の部屋で待機していると、
試験官がやってきて、子の試験が始まったそうだ。
(別の生徒はそのあいだ隅で待機)
子「僕ね、途中でちょっとテンポが遅くなって、
二つ目の曲も途中怪しいところがあったんだけど、
試験官はよそ見してて気づかなかったみたい」
私「あなたね、音楽の先生はよそ見したって
耳で全部わかるのよ」
子「だったら、なんでつっかえたのに
5がもらえたの?」
私「ミスが必ずしも減点じゃなくて、
指使いとか、何かしら技術的なことが
できているかを見ていたんじゃない?
それができてたから5だったんだよ、たぶん」
一難去ってホッとしたのもつかの間、
来週は普通のзачёт(試験)があり、
夏休み前に課された3曲を弾かねばならない。
зачётは「合格/不合格」を決める試験らしいが、
やっぱり5段階評価で、しかも9か月間に4回ある。
当然、休み中はほとんど練習せず、
最近は技術評価の曲ばかりやっていたせいで
まったく手が回ってない。
なんだかなぁ。
音楽理論では、先生が黒板の写真を送ってきた。
黒板に各生徒の成績が書かれており。
なぜ?
似顔絵はなんぞや?
もしかして、ニ長調の音程のラベリングの例を
見せたかったのか?
歌に合わせて、足でリズムを取りながら
手でメロディを刻んでいるところの
ビデオも送られてきた。
家での練習が宿題で、
次の授業で各自披露しなければならない。
あれ、みんな自由な服装している。
土曜日だから?
子は白シャツに、黒ズボン、紺セーター。
学校も音楽学校も、制服のように
それしか着ないので、楽っちゃ楽。
視覚で優等生の印象を与えることに
成功しているだろう。

