ボリショイ劇場でオペラ観劇2026 | 雪上の足跡

雪上の足跡

降っても融けても消える、はかないメモリー

オペラ「フィガロの結婚」を聴きに、

ボリショイ劇場の新館へ行った。

 

7歳児にオペラなんて、と夫は言ったが、

フィガロは家でもよく聞くし歌うので、

子も耳慣れしているメロディ。

AIに7歳児にわかるロシア語の粗筋を頼み、

子に聞かせると「うーん、あまり面白くなさそう」

とのたまった。

 

子は通学の白シャツに黒ズボン、紺セーターに

エンジの蝶ネクタイを追加。

子「ママ、蝶ネクタイ(´・д・`)ヤダ」

私「正装しなきゃだめだから、諦めて」

 

カバンにジュースとプリャニキ、

ナッツ、メントス、オペラグラスを忍ばせる。

 

2階席の1列目、右翼の端のほう、舞台の右半分が

見えづらい席 1人2000rub (約4000円)。

会場9割ほど埋まっており、本館ではないからか

外国人も少ない(ように感じた)。

東洋人は男二人組しか見かけなかった。

 

幕が開きフィガロの部屋がイケア風でびっくり。

領主さまの裁判も、

レトロポップなオフィス風。

子供には親しみやすいのかもしれない…。

ロシア語の字幕モニターもあった。

 

子はオペラグラスを使いつつ、静かに見てて。

40分過ぎたあたりで、飽きが来たのだろう。

「あとどれぐらいで終わるか。お腹空いた」

と耳打ちしてくる。

 

休憩時間、ビュッフェでシャンパン、

イクラやサーモンのオープンサンドを食べる

紳士淑女の脇で子にジュースとプリャニキを渡す。

ロビーで食べるのも違うだろうし、

貧乏くさいけど仕方ない。

 

残りの時間で地下一階のトイレまで行く。

私「男子トイレ、この階段の下だって」

降りた先でこちらを振り返りながら、

子「…ママァ……」

私「(時間ないから)早く、勇気を持って!」

子が奥へ行くが、入れ違いにおばさんが出てきた。

…だから躊躇したのね。

 

女子トイレは長蛇の列なので、

気にしないおばさんが入ったのだろうと思ってたら。

おじいさんやおじさんが出てきて、

20代ぐらいの女子も出てきた…。

男性陣はたじたじだったろう。

 

子供はほとんど見かけず。3‐4人ぐらいか。

モスクワ音楽院に比べて、正装した男女が多く、

ジーンズもいるが、少ない。

観劇マナーも良い。

生の歌唱が聞けて大満足。

 

帰りはモスクワ散策を兼ねて、

我が青春のモスクワ芸術座から

トベルスカヤ通りをナッツ食べながら歩き。

市庁舎や銅像を紹介しつつ、

子にエリセエフ食料品店を見せようと思ったら、

ドアに内側から木の棒が渡してあって、閉まってる。

後で調べたら、2021年4月11日に閉店したそうだ。

ショック。

 

舞台にはオープンカーも出てくるので、

「総じて面白かった」と感想を言ったが、

さらに雪国の子らしい意見が。

子「僕は(靴を履き替えないで)外靴だったのが(´・д・`)」

私「…みんな蝶ネクタイに目が行ったから、

  靴にはきっと気づかなかったよ」

観劇に室内靴を持ってくる人も少なくない。

 

ピアノをやってるだけあって、

子が最も気に入ったのは、

セリフの時に演奏するチェンバロ。

チェンバロはロシア語でКлавесин。

音がよく似たцымбалоはツィンバロムという楽器。

紛らわしい。

 

 

 

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