前にも申し上げましたが、0.2%程度の人間にしか真実は見えていないというのが、私の持論です。これから増えていくとは思えません。ベーコンが提唱した、私たちの思考を乱す原因の「4つのイドラ」は、より巧妙に社会に潜み、あらゆる場面で私たちを真理から引き離そうとするに違いありません。私たちは、これを克服しないとまた同じ過ちを犯すことになります。残念ながら、これは現実となります。

賢人や哲人に従うしかないような時代にそう呼ばれた人たちは、真のエリートだったのです。本物のプロであり、真実や近未来を知るための理由をより多く持つ者のことをそう呼んだのです。愚かな代議士を選ぶことも国民の権利になった現代では、だれも自分の過去を正直に反省できません。欺瞞を疑わなかったが咎められることはないのです。現代人には、もうイドラの理解が不要なのです。だから待ったなしなのです。

破滅を迎えないと、破滅を認めないのです。そのくらい現代人は愚鈍で盲目で間抜けなのです。想定できないから死人が出ても無罪なのかと問い詰める野党代議士の方が、よほど死者を増やしているのですが、本人はそれを知らないのです。見習った大衆が罪悪感を捨てる技術をマスターしつつあるのです。そうなったら当然やることはひとつです。革命の声が日に日に大きくなっています。