先日、実に半年振りの生存報告も兼ねて、新型コロナウイルスに感染したことを記しました。
他人事ではないなぁと思いつつ、実際は対岸の火事のような心構えでいたことが露呈した訳で、感染発覚当時はかなり動揺しました。
そんな気持ちを忘れないように、ここに記して残しておこうと思います。
ところで、前回の投稿から、あっという間に1月近く経っていて驚いています。
もっと早くに投稿したかったのだけど、最近はとても疲れやすくて、
今まで文章を打つのにあてていた時間が全て睡眠や休憩に取られてしまい、なんともままなりません。
後遺症なのかそれ以外の原因なのか、悩ましいところです。
閑話休題。
さて、ことの始まりは、黄金連休が明けた週の木曜日でした。
風邪を引くと一番に喉の痛みか鼻水が出る私で、その日は喉がやけに痛みました。
喉の不調は割と頻繁に起こるので、かかりつけ医から処方してもらっている常備薬を飲んで様子を見ていました。
何かいつもと違うなと感じたのは翌日の金曜日。
喉が痛みだすと、数日内に鼻水が出始めるのが常ですが、その日はとにかく体がダルい。昼過ぎに念のためと熱を測るも37度未満。
私は風邪を引いても熱が出ないタイプで、発熱といえばインフルエンザの時の悪寒を伴うものしか経験がありません。
ですから、こんなにダルいのも珍しいけど、熱がないならまぁこんなものか、と思い、土曜日にかかりつけに行くことを励みに仕事をしました。
ところが、終業が近付くにつれ、だるさはますます酷くなります。
こんなにダルいなんておかしいなと思いつつ、子を放課後児童クラブに迎えにいきました。
帰宅する頃にはへろへろで、夕飯も食べられないほど。
熱を測ったら37度後半。怪しい雲行きを感じつつ、幸いにも夫の帰宅が早かったので、夫に娘を託して私は早々に寝ました。
体に熱がこもる感じで、経口補水液等をこまめに摂るも、汗はなかなか出ない状況でした。
夜も細切れに目が覚めてしまい、その度に検温と水分補給をしましたが、熱は上がるばかりでした。
解熱剤を飲むことも考えましたが、解熱剤で無理やり熱を下げてしまうと、体調の変化が分かりにくくなると感じたので、敢えて耐えました。
翌朝、病院の診察が始まるのを待って、すぐに電話をかけました。
かかりつけ医から順番に電話をかけましたが、そもそもPCR検査をしていなかったり、検査自体はやっていてもその日は対応できなかったりして、なかなか病院は見つかりません。
最後にかけた病院から「アテがないなら保健所に連絡してあげる」と言われ、ようやく検査に辿り着けました。
しかし、それでも当日中に検査を受けることはできず、翌日の日曜日になりました。
土曜日はずっと38度より低くなることがありませんでした。
それでも、検査を受けるまではと解熱剤は飲まずにいました。
土曜日の夜に、なぜだか一気に汗が出て、検査を受ける頃にはほぼ平熱に戻っていました。
が、入れ替わるように、頭痛がし始めました。
朝一番で検体を提出し、結果が出たのはその日の夕方でした。
熱が下がった時点で「やっぱり陰性では?」等と勝手に期待し始めていたので、陽性の結果だった時はひどく落胆しました。
同時に、家族への感染リスクを考え、念のためと別室に引きこもっていて良かったとも思いました。
頭痛も、コロナワクチン接種の際に副作用対策として処方されていたカロナールを飲んだら治まりました。
発熱と頭痛以外に辛い症状は出なかったので、結局、10日程の自宅療養のうち、
それなりの症状があったのは最初の数日だけで、残りはほとんど無症状に近い状態でした。
とはいえ、ほぼ1日中、部屋に閉じ籠る生活だったので、体力はめちゃくちゃ落ちたと思います。
その後も、トレーニングをして体力回復に務めたりした訳ではないので、今の疲れやすさは置き土産的な産物なのかもしれません。
だらだらとしてしまいましたが、症状が出始めてから自宅療養があけるまでの体調の経緯はこんな感じです。