初めてのデート(?!) | 紫苑の徒然日記

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育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

本当なら春休み映画として公開されるはずだったプリキュアの映画が、やっと公開されました。
当時、とても仲が良い子と行くつもりで前売券を買っていたのですが、
半年の間にその子の興味がプリキュアから離れて、観たい気持ちも失われてしまっていたので、慌てて他の子を探し直しました。
そして先日、無事に映画を観に行くことができました。

実は、お友だちと一緒に映画を観るのは、今回が初めてです。
以前、他の映画で挑戦したのですが、予約後に水ぼうそうにかかってしまい、行けなくなったのでした。
※我が家が一番利用するTOHOシネマズは、予約後のキャンセルができません。

という訳で、今回は、お友だちとの初の映画デート(?)でした。
誰と行くか、いつ頃行くかを伝えていたため、1週間前からずーーっとそわそわしていた娘。
当日も朝から大はりきりでした。
娘は何度か映画に来ているので、多少は慣れている感じでした。
でも、相手の子は今回が映画デビューでした。そのため、座席は出入口の近くにして、怖くなったらすぐにスクリーンの外に避難できるようにしておきました。

保育園以外の場所で相手の子と会うのが初めてで、始めは二人ともそわそわしていました。
トイレに行って、互いに気持ちを落ち着けてから館内に入りましたが、相手の子はそわそわびくびくしていていました。
予告が始まってすぐに、緊張で何度か出入りを繰り返していましたが、本編が始まり、
見慣れたキャラクター(プリキュア)がスクリーンに映し出されると、ようやく腰を落ち着けることができました。
娘とお友だちの様子が気になって、時折気配を伺いましたが、話が始まってしまえば、お友だちも座って観ていられていました。
お友だちと時々目が合って、ジェスチャーで「アレ観た?!」みたいな動きをしたり、得意気な顔で笑いかけてくれたりしたので、それなりに楽しんでくれたのだと思います。
派手なアクションシーンでは、娘がビクッと身動ぎしたりしたので、そういうときは安心させたくて頭にポンポンと手を乗せたりしました。

普段のアニメの放送時間は30分ですが、映画は70分くらい。いつもの倍以上です。
50分くらい経った頃、ちょうど話がクライマックスに差し掛かろうかという頃に、娘からまさかの「おなかすいたー」発言が。
コロナ対策で、上映中は食事禁止なので、そのことを伝えたらあっさり座り直してくれましたが、
その後もそわそわと立ち上がったりもぞもぞお尻を動かしたりと落ち着きがない。
同じ頃、お友だちもママに「あとどれくらい?もう終わる?」と言っていたようです。
やはり、5歳児に70分は少し長いみたい。
あとで感想を聞いても、登場人物の名前しか出てこなくて、話の筋を理解できてはいないようだったので、クライマックスだろうが何だろうが、飽きる時は飽きるようです。

映画を見終わったら、記念(?)にショップで1つずつプリキュアのグッズを買い、映画館が入っていたショッピングモールの中でご飯を食べて別れました。
映画自体をお友だちと共感しながら観るなんてまだムリなので、「一緒に行った」が楽しかったんだろうなと思います。
個人的には、映画デビューが苦い思い出にならずに済んで良かったなと安堵の気持ち。
私が人付き合いが苦手で、お休みの日に約束を取り付けてお友だちと遊ぶ、ということをなかなかさせてあげられないので、
娘にとっても楽しく過ごせたようで良かったです。