コロナ下での | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

今年度初めて、Jリーグの試合を観に、スタジアムを訪れました。
私自身は、スポーツ全般にそこまで興味がなくて、サッカーも、日本代表選手の名前すら分からない体たらくです。
ですが、義両親が地元ジュビロ磐田のファンで、年間シートを持っているのですが、
その日は予定があって観に行けなくなってしまったから、と私たち家族に譲ってくれたのでした。

コロナ下の観戦がどうなるか不安が尽きず、正直、あまり乗り気ではありませんでした。
でも、チケットと一緒に、チームカラーの布にエンブレムがプリントされたマスクが配布されました。
入場の際に検温があり、チケットのモギリはスタッフの前で観客自身が行いました。
シートは隣の人との間に3つの空席が設けてあり、前の人とは少しずつずらしてありました。
10,000人を超える収容力があるはずのスタジアムでしたが、その日の動員数は25%前後でした。
トイレを始め、あちこちに手指用のアルコール除菌剤が設置されていました。
やれるだけのコロナ対策を目一杯講じていることが分かりました。

娘もサッカーには興味がないので、持参していたおやつ等を食べて過ごしました。
興味がないために落ち着きのない娘を相手していると、試合の状況をすぐに見失います。
今までなら、周りの観客の声援の様子で、盛り上がる瞬間を察知できました。
でもこの日は、生の応援はなく、応援歌(?)がスピーカーから流れるだけでした。
そのため、見所を見落としてばかりで、いつの間にか点が入っていた、ということもありました。

コロナ下でどう盛り上げていくかは、サッカーに限らず、あらゆるスポーツやエンターテイメントの課題なのだと思います。
映画や観劇など、密閉空間で行われる物は、特に対策を求められると思います。
みんなが暗中模索しながら頑張っているのだと思います。
コロナに感染するのは本当に怖い。今まで頑張ってきたのだから、今さら感染したくない。
でも、そうやって閉じ籠ってばかりでは、経済は、社会は回っていかない。何とも悩ましく、難しいものなのだなと思います。
もう少し『新型コロナウイルス』というものの全容が見えてきて、正しく怖がることができるようになれば、動き方もあると思うのですが。