ついこの間まで、給食やおやつの時間はスプーンを使っていました。
(フォークがないと食べにくいメニューもあると思うのですが、よく考えたら、そういうメニューって子どもは割と手掴みなので、困らないのですよね)
ところが、そろそろお箸が使えそう、という子が増えてきたようす。
「少しずつお箸を取り入れます。家庭でも無理のない範囲で練習してみて」とお知らせがありました。
娘はずっと補助箸を使ってました。
補助箸だとそれなりに何でも持てるので、始めは本人も「おはし!使う!!」とたいそう乗り気でした。
でも、お箸が固定されていないと途端に持てなくて、お箸に対するモチベーションがすっかり下がってしまいました。
今まで、まずは右手で持つことに慣れるため、と補助箸を使っていましたが、
補助箸に対する癖がついてしまうため、普通のお箸に移行するのに苦労するんだなと身にしみました。
「ムリに持たせて食事そのものがイヤになってしまっては元も子もない」
そんな風に保育園からも聞いていましたので、家では本人がやる気を取り戻すのを待つことにしました。
夕飯の時に、給食で何を食べたとか聞く流れでお友だちの様子を聞いたりしていたら、
「○ちゃんと△くんはおはしでね」なんて言っているうちに娘自身の負けん気が湧いてきたようで、再び挑戦する気持ちに。
持ち方は少し握り箸のようですが、私たちも娘に伝わるように正しい持ち方を教える力がないので、先生に相談しながらゆっくり進めています。
でも、家での様子を見ている限り、持ち方は怪しいけど、それなりに食べれているんですよね。
どうしても難しいものはスプーンを使ったりもしますが、ほとんどお箸でどーにかなってる。
お友だちが使えている場面を見て、自分も負けてられない、お箸が使えるようになりたいと思ったんでしょう。
でも実際のところ、本人のやる気が何より大事ですからね。
クラスのお友だちの存在は娘にとって本当に得難い宝物だなぁと、いつも感謝なのです。