軽井沢へ行ってきた お参り編 | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

先週末に、私達家族3人と実母の計4人で軽井沢へ行ってきた話です。
これまでまでのお話はこちら↓

昨年、1つだけ心残りがありました。
それは、碓水峠に行くことができなかったこと。
碓水峠の見晴台と旧軽銀座にある観光案内、それから万平ホテルを結ぶ、レトロな外観の循環バスが運行しているのですが、
いかんせん小ぶりのバスなので、去年は満席で乗ることができなかったのです。
見た目が可愛いので娘も乗ることを楽しみにしていて、乗れなかった娘の落胆と怒りを収めるために高い代償を払ったのもいい(?)思い出。
日が高くなるにつれ観客が増え、バスの利用者が増えることを学んだので、今年は少し早い時間に旧軽銀座に向かい、満を持して乗りました。

もっとも、私の目的は見晴台ではなく、長野と群馬の県境にまたがって境内を有するという少し変わった神社。
まつる神様(?)は和歌山県那智勝浦にある熊野神社と同じ、やたがらすです。
やたがらすと言ってもピンと来ないかもしれませんが、男子サッカー日本代表の胸元にあしらわれた3本足のカラス、といえばお分かりいただけるでしょうか。

1つの境内だし、まつるモノも同じではありますが、長野県側と群馬県側で、お社も社務所もご朱印も御守りも全て別れているそうです。
その辺りが勉強不足で、うっかり群馬県側のご朱印を先に頂いてしまいました。

入口の鳥居の手前にこんな風に示してあります。
こんな感じ。どっちの県から上りたいとかそういうこだわりは皆無なので、真ん中辺りを通ったような。
注)参拝路の真ん中は本来は神様の通り道なので、厳密には真ん中を歩くのは不作法だと思います。
50段ほどですが階段があり、ひ弱な私はその階段を上りきるのに必死で、そうしたお作法に気を回す余裕がありませんでした。

やたがらすってこういう漢字。
ちょっと『チコちゃんに叱られる』の『キョエちゃん』みたいだなーなんて思ってみたり。
ご朱印、群馬県側と長野県側の両方もらいました。
ご朱印は、自分の手でいただくのが一番だと思うので、気になる方は是非足を運んでみてください。
辺りは緑が豊かで、通り抜ける風もとても心地よかったです。

お参りを終えたら、鳥居の目の前にあるお茶屋さんで休憩。
母と娘。せっかく「可愛い服着る!」ってとっておきのワンピース着たのに、
帽子はアンパンマンだし、靴はプリキュアだしで全体的に漂う残念感(苦笑)

碓水峠の名物(?)と思われる『ちからもち』。峠を無事に越えるために、という想いを込めてついた名前らしい。
竹の器が雰囲気あります。きな粉味が素朴で美味しい。
大根おろしといただくメニューもありましたが、私が辛いの苦手なのできな粉にしました。
余談ですが、このお店は御手洗いがとてもユニークでした。是非とも見ていただきたいです。

体力がある人なら、距離的には旧軽銀座から歩いて登れそうですが、道が細いので注意が必要です。
実際、事故防止の観点から、自転車で峠に行くのは禁止されているとバスの運転手さんがおだしゃっていました。
確かに、車のスレ違いも難しいほど細い道だもんなぁ。

もし、次に行く機会があったら、群馬県側に下りてみたいです。