さて、ある休日のこと。
娘と大の仲良しのAちゃんが、午前中、お散歩で我が家の前を通りかかりました。
相思相愛(笑)のAちゃんが、娘を見かけてそのまま素通りなんてできるはずもなく、「家で遊びたい」とか「帰りたくない」と駄々をこね始めました。
時間的にはお昼ごはんの目前。
Aちゃんのお母さんに「もしよければ、近くのお店で一緒にご飯を食べませんか」と誘いました。
Aちゃん、Aちゃんのお姉ちゃん、Aちゃんの両親と、我が家の親子3人の計7人で、近所のラーメン屋さんに行きました。
そのお店には、子どもへのサービスに塗り絵が置いてありました。
「お姉さん」への憧れから、娘はAちゃんのお姉ちゃんと同じ絵を選びました。
お手本がなく、どの色で塗ればいいのか分からなくて困り果てている娘を横目に、Aちゃんのお姉ちゃんはすいすいと思いのままに塗り進めました。
それを見て、娘は少し驚いた様子を見せ、すぐにAちゃんのお姉ちゃんをお手本に塗り進めました。
この日を境に、娘の塗り絵が劇的に変わりました。
憧れとか「真似したい」「追い付きたい」という感情は、何よりも成長を促すようです。
こんなことを言ったら失礼かもしれないけど、娘の成長のためにも、Aちゃん姉妹とは今後とも末長くお付きあいさせていただきたいものです。