刺激で成長する 後編 | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

娘の塗り絵の話です。これまでの流れはこちら(刺激で成長する(前編))

さて、ある休日のこと。
娘と大の仲良しのAちゃんが、午前中、お散歩で我が家の前を通りかかりました。
相思相愛(笑)のAちゃんが、娘を見かけてそのまま素通りなんてできるはずもなく、「家で遊びたい」とか「帰りたくない」と駄々をこね始めました。
時間的にはお昼ごはんの目前。
Aちゃんのお母さんに「もしよければ、近くのお店で一緒にご飯を食べませんか」と誘いました。

Aちゃん、Aちゃんのお姉ちゃん、Aちゃんの両親と、我が家の親子3人の計7人で、近所のラーメン屋さんに行きました。
そのお店には、子どもへのサービスに塗り絵が置いてありました。
「お姉さん」への憧れから、娘はAちゃんのお姉ちゃんと同じ絵を選びました。
お手本がなく、どの色で塗ればいいのか分からなくて困り果てている娘を横目に、Aちゃんのお姉ちゃんはすいすいと思いのままに塗り進めました。
それを見て、娘は少し驚いた様子を見せ、すぐにAちゃんのお姉ちゃんをお手本に塗り進めました。

この日を境に、娘の塗り絵が劇的に変わりました。
パーツごとに色を変えて、しかもお手本にとらわれず、好きな色で塗れるようになったのです。
その結果がこちら。
左は単色で塗りつぶしていた頃の絵。右は、ここ最近で塗った絵。
見開きの絵を違う時期に描いたことで、成長が一目瞭然です。

子どもの成長には、他の子どもとの関わりが本当に大切なのだと、しみじみ感じ入りました。
同じ年頃の子との関わりも大事だけど、少し年上の子との関わりもとても大事。
憧れとか「真似したい」「追い付きたい」という感情は、何よりも成長を促すようです。
こんなことを言ったら失礼かもしれないけど、娘の成長のためにも、Aちゃん姉妹とは今後とも末長くお付きあいさせていただきたいものです。