心の支えってヤツ | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

娘はちょっとした傷でやたらと絆創膏を貼りたがります。
キャラクター物がベストで、でも、貼れるなら普通のベージュ(?)のでも何でもいい。

↑我が家は確か、コレのお世話になってます。
保育園はキャラ物禁止が前提ですが、結構キャラ物の絆創膏を貼ってる子多い……

私はコレ↑がお気に入り。布製で本当に丈夫なんですよ。
お風呂に入るとさすがに取れちゃいますが、ちょっとした洗いものくらいなら平気。

しかし、本当に貼りたがる。
それ、全然痛くないヤツだよね?!っていうかすり傷でも貼りたがる。
娘の申し出通りに全部貼ってたら、あっという間になくなってしまうので、娘には基本的に「血が止まらない時だけ」というルールを作ってます。

先日、結構派手な傷を作りました。
保育園にお迎えに言ったら「折り紙折ってから帰る」「ここ、テープ貼りたい」「自分でテープやる(切る)」と主張され、
無理矢理止めてごねるよりはと好きにさせ、私は話しかけてくる他の子の相手をしていました。
つまり、少しだけ目を離してた。てゆーか他の子の陰に隠れてしまい、頭は見えたけど手元が見えなかった。
そしたら、どういう体制で切ったらそうなるのか謎ですが、テープカッターに手首を引っ掻けてしまい、等間隔に筋状の傷が。
うん、テープカッターの傷って超痛いよね、分かる。
ぐずぐず言い始めたので保育士が心配し始めてしまい、手を煩わせるのが申し訳なくて、「大丈夫です」と慌てて帰宅。
血は滲む程度でしたが、家に着く頃にはまあぁぁ号泣。
仕方ないので、マキロンで消毒してから絆創膏を張りました。

ちょっと範囲が広くて、いつものアンパンマンではカバーできなかったので、大人が使う普通のヤツ。
「じゃあ絆創膏貼ろう」って言うと途端に静かに泣き止む。
しみるからと嫌うマキロンも、こういうときは大人しく使わせてくれる。
すごく神妙な顔で消毒して、絆創膏を貼るとなぜか「もう痛くない」。

一晩過ぎて「もう痛くないよね?血も出てないよね?」と言うと途端に半べそ。
仕方ないから、朝、新しいものに貼り直して登園。
ベージュとはいえそこそこの大きさの絆創膏、しかも手首。意外と目立つ。
担任の先生に「どーした?!」って聞かれるので説明。
「かくかくしかじかで、もう血は止まってます。『心の絆創膏』です。」
先生「テープカッターは痛い!!『心の』絆創膏ですね。了解です。」めっちゃ分かってくれた。

結構いるみたい。血は止まってても、傷が見えると痛く感じるのか、とにかく貼りたがる。
貼ってあげると途端に元気になる。
絆創膏って子どもには魔法みたいなのかしら?
不思議です。