昔の私の面影を見る | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

私の大好きなブロガー、パン耳さまが、こんな話を載せていて、思わず反応せずにはいられませんでした。
 娘も3歳後半を迎え、生まれてすぐの頃なんておぼろげにしか覚えていないことの方が多いですが、
それでも、こういう苦しかった記憶は比較的鮮明に覚えています。
本当に、抱っこしすぎて腱鞘炎になるし、子どもの泣き声に始終イライラするしで、このころの私は
「私が育児を放棄したら死んでしまう。殺人や虐待で逮捕されたくない」という一心で娘を生かしていたようなものです。

「『好きで子どもを産んだんだろ』?そんなことは分かってるよ。産んだ私たちの責任だって分かってるよ。
でもしんどいものはしんどい。ほんのちょっと、穏やかに子と向き合うためにイライラを鎮める時間が欲しい、と望んで何が悪い?」
とずっと思っていました。
月に一度は実家に帰り、それ以外の時も同時期に出産した友人と愚痴を言い合えていたにも関わらず、です。


そんな私なので、もう本当に、こういう方を見ると言いたくなります。
「私でよければいくらでもお話聞ききますよ」
「吐き出すことで気持ちが楽になるなら、いつでも声かけてくださいよ。」

育児に悪戦苦闘している全てのお母さんに言いたい。
どうか、自分を大切にしてください。苦しい時は苦しいって言ってください。
同じように苦しんだお母さんはきっとでたくさんいますよ。
叩かれることの多いネット社会だけど、多分きっと、叩かれるのと同じくらい、いや、むしろ叩かれるよりもたくさんの共感と労りが寄せられると思いますよ。

自分が苦しんできたからこそ、妊婦や子連れには優しくしたいなぁと思ってしまう私です。
お節介おばさんと思われても、少しずつ行動したいものです。