毎年、毎回、春と秋のお彼岸のたびに思うんです。
「彼岸花はどうして時期を狂わずに咲くことができるんだろうか」
これは近所のごみ捨て場の脇に咲いていたもの。よく見ると揚羽蝶が飛んでます。
夏がどんなに暑くて残暑が厳しくても咲くし、春先になかなか暖かくならなくても咲きます。
雨が多くて日光が少なくても咲きます。
どんな体内(?)時計を持っているんだろうか。
「チコちゃん」に質問してみたいですが、『ボーッと生きてんじゃねーよ!』と怒られてしまうでしょうか(←大好きな番組)。
正式名は曼殊沙華。お彼岸の時期に咲くから、通称が彼岸花。
お墓の周りに咲いているのは、確か根に毒があるため、動物が掘り起こしに来なくなるから、だったような。
「仏壇のイメージ」だから菊はあまり好きでない、という母ですが、彼岸花は「お墓を守ってくれる」から好きだそうです。よく分からない理屈です。
私はどっちも好きです。赤だけでなく、白いのもありますよね。ごく稀に、赤でも白でもない色に出会います。めっちゃテンション上がります。
花や果物は、身近に季節を感じられるので好きです。
旬には旬の良さがある。ブドウも梨も大好きですが、秋にしか食べられないから余計に貴重に感じられるのかも。
今年の秋はいつまで彼岸花を楽しめるか、ワクワクです。
(でも、写真を撮りたくて探していたら、遠目には綺麗でも、近付いたら終わりがけというのも多かった。早いなぁ)