可愛い+可愛いが可愛いとは限らない | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

いつも可愛い服を着ている、同じクラスの女の子に影響されて、最近は「可愛い?」「 ○○ちゃんとどっちが可愛い?」が口癖になった娘。
ずっと、動物(それもゾウやライオンという、男の子向けの服につくタイプ)や電車など、割と男子向けの服を選ばざるを得ないような柄が好きでした。
可愛い服といえば、ほとんどが従姉からのお下がり。ワードローブの過半数がボーイッシュなので、毎日のコーディネートに苦慮します。
だって、前日に着て洗濯中の服を「どこ?!着たいのに!!」って言うんですもの。

それはまぁいいんですが、問題はそのコーディネート。
リボンがついたピンクのTシャツにキュロットスカート、くらいならそのまま登園させられる。
ワンピースは、遊んでいる最中に裾を踏んで転倒する可能性があるので、保育園ではなるべく避けます。
それも「これはお休みの日のお洋服だよ」と説得すれば納得してくれます(その代わり、数時間おきに「これはお休みの服?お休みいつ?」と聞かれる)。

問題は、単品なら可愛いのに、組み合わせるとダサくなるもの。
例えば、ピンクと黒のボーダーのチュニックに花柄のキュロットスカートとか。
マルチボーダーのTシャツに水色ストライプのワイドパンツとか。
紺色のセットアップ(と言うのでしょうか。キャミソールとワイドパンツ?がセットになったもの)のインナーTシャツが前出のボーダーチュニックとか。
キャミソールとパンツの間からはみ出てるチュニックが、むしろ盛大にダサい。
かといって、キャミソールの紐が長いので、インナー着せないとはだけて危ない。
何とか他の組み合わせに変えるよう説得を試みますが、大抵こちらが負けます。
で、先生に「今日の服、別のがいいって説得したけど負けました。」って言い訳する。

一時は「もっと女の子らしいレースとかリボンとか着せたいなー」と思うくらい男の子向けばかり着ていた娘なので、
ピンクやリボンに関心を持つことはとてもとても嬉しい。
でも、足し算ばかりで引き算ができないのが目下の悩みでしょうか。

それから、まだおかっぱ(ボブを主張できなくもない長さまで伸びた)なのに、ポニーテールの位置で「髪の毛しばってー」とかいう超難問。
「△△ちゃんはそこでしばってる!」と言われるので「△△ちゃんはアナタより髪の毛が長いからできるんだよ」と返しますが、これもなかなか理解してもらえない。

オシャレに興味が出てくるのは大歓迎ですが、正しく理解してないので、軌道修正に苦心します。
かといって、私自身はおしゃれからほど遠く、「服?体型が隠れてればいいです。むしろ流行の形は私が着ても似合わないので結構です」
という、学生時代からヒエラルキーの最下層にいるような女なので、娘にはきちんとオシャレを獲得してもらい、可愛い自分を謳歌してもらいたい。
保育園を卒園するまでに、もう少し「可愛い」を理解してもらえるとありがたいです。