可愛いやきもち | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

夏祭りのオマケのオマケみたいなお話。→最初の話はこちら

台風の影響で、夜から午前中に時間も変わりましたが、園庭からホールへと場所も変わりました。
ホールの壁沿いに模擬店がいくつか並び、中央にみんな集まってワイワイやってました。

最近、娘の相棒みたいに仲がいい女の子、Aちゃんがいて、この日もそのAちゃんと一緒におやつを買って食べていました。
ちょっと場を離れていた私が戻り、座り込むと、ふざけて甘えるみたいに私の左膝に座るAちゃん。
私は「なついてくれて可愛いなぁ」くらいの気持ちで、ほとんど条件反射でAちゃんのお腹に手を添えて支えてあげました。
そしたら、反対から「私のお母さん!」という大声と共に、娘が突進してきました。
そして、対抗するみたいに右膝に座り、Aちゃんを押しのけはじめました。
その場には夫とAちゃんの家族がいて、みんなでAちゃんの様子を微笑ましく見ていました。
そのため、娘の反応にみんなビックリ。そして、数秒後にはみんなで大笑い。
「お母さんが娘のお母さんな事は、みんな知ってるよ」と言いましたが、そうではないんですよね。
「私のお母さんなんだから、この膝は私のものなんだから」ってことなんですよね。
結局、Aちゃんは「こっちにおいで」とAちゃんのお母さんに引き取られていきました。
両膝に幼児が座るなんて個人的には至福だったので、あっという間で残念でした。

兄弟がいない娘は、家では女王様みたいなものです。対等に喧嘩する相手がいないので、いつだって最後には娘が我を通して終わります。
だから「私が欲しいもの=私のもの」なんですよね。
こんな風にやきもちを焼かれたのは初めてだったので新鮮でした。

例えば弟妹ができたとして、こんなやきもちが毎日何度も出てきたら面倒で煩くてイライラしてしまうかもしれません。
でも、たまに見るならすごく新鮮で、「こいつぅ、可愛いヤツめ」となるんだなと、とても興味深い発見でした。