週末の当直は、その日の朝から次の日の朝までが当番です。(日曜日が当直だと、そのまま月曜に普通に仕事して夕方帰宅)
私の実家に用事があるときは、なるべく週末の当直に重なる時に帰省するようにします。
いえね、夫を一人野放しにすると家が荒れるし、かといって毎回つれていくのも夫が窮屈だろうし。
で、一昨日の土曜日は、春のお彼岸が近かったので墓参りに行ったんです。
もともと、夫が当直で不在なのは伝えており、母は「泊まりに行っちゃおうかしら」なんてウキウキしてました。
ところがいざ着いてみると、翌日(日曜日)に、他の孫が家に来ることになってしまったと意気消沈しているではないですか。
ま、孫が来ること自体は嬉しいんですが、午前中に来ることになったそうで、そうすると泊まりに行っても朝食食べたらすぐ帰らなければならないと。
泊まりに行くのも楽しみにしていただけに悩んでしまったようです。
毎月1回は遊んでもらってるし、3月なんてひな祭りとお彼岸と2回も会ってるから、今回は泊まりを止めてもいいじゃない。
夫の当直だってまだこれからもあるんだし。
そう説得して、一時は延期を決めた母。
ところが、帰り際に娘が寂しげに一言。
「ばあば、来ないの?バイバイなの?」
こんなこと言われて、それでもやめるなんて私の母が言うわけがない。
結局、バタバタと荷物を調え、泊まりに来ました。で、バタバタと帰っていきました。
娘も大はしゃぎで、だいぶ調子に乗ってふざけてました。
実際に近くに住んでいて、いざというとき頼りにするのは夫の両親。
どちらの両親にとっても孫は可愛いだろうからと、なるべく平等に、むしろ夫の両親こそ積極的に顔を合わせるようにしてました。
ところが、出産後里帰りしていたからか、はたまた実母と義母に対する母の微妙な温度差を敏感に察しているのか、娘が本当になつくのは私の母の方です。
下手したら母である私よりも実母になついているくらいです。
二人の(むしろ実母の)愛を見せつけられた週末でした。