
ミシェルカミロ(p)はトマティート(gt)との「スペイン」というアルバムで知りました。
彼のラテンのノリ、そしてスペインという曲も好きにしてくれた1枚です。
ホーンも入った豪華なアンサンブルで
カミロさんの連打テクニックと鮮明なタッチ、アドリブの華やかさには
本当に惚れ惚れしてしまいました!
ホーンはトロンボーンの方のスピリッツがとても情熱的でお茶目で好きでした。
ブルーノート最高!
カミロさんのライブ、また行きたいです。
ドイツに留学しているT田さん(イニシャル同じ!)Tpが共演しており
学生時代と変わらぬ雰囲気で、ちょっとおかしかったです。
そして今日。
ルカス・ゴットシャルクのリサイタルにいきました。
管打コン一位、他国際コンクールで数々一位を受賞しているポーランド人です。
ずっと聴いていたい音でした。
まろやかさと潔さがあって、最後までキレイなハイトーン。
素晴らしいです。
フンメルもやっていましたが
古典モノは本当にいろんな解釈があって
聴くたびに発見があります。
ナゾや解釈に自由度が高い分、深いですね。
彼はおっちょこちょい(後から聞いた)らしく
楽譜をパラパラ探したりするような一面もありましたが、
それも含めていいリサイタルでした(笑)
ところどころミスもあるんだけれど
ミスをミスと感じさせない音色の安定感。
これは何だろう?と思いました。
ピアニストとの空気感が何よりよかったです。
ブルーノートライブにしてもそうだけど
一流の人というのはミス云々ではなくて
空気感の作り方がすごくうまい。
特にライブというのはこの点がいちばん大事であること、
ミスなんかは二の次の話だと、最近よく思います。
共演していたトロンボーンのまゆみちゃんは、高校のときにソロコンクールで一緒でした。
彼女も神奈川に住んでいたため、地区予選から全国大会までずっと一緒だったのです。
でもまゆみちゃんは音大には進みませんでした。
勉強のできた彼女はKオウ大学の理学部?かなにかに行っています。
その後も、たまに彼女の大学オケを聴きに行ったりしました。
そのときも相変わらず上手でした。
今はドイツのオケの首席で、
そのオケでも女性首席は初、しかも日本人!というかっこいい偉業を成し遂げています。
10数年ぶりに話せて、本当によかった!
これからも彼女を応援していたいと思います。
そして私も頑張ろう!と思えた日でした![]()