『夜明けの街で』/東野圭吾 | らっぱの散歩道

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『夜明けの街で』/東野圭吾







最近頻出人物!!
大学同期の友、CHIHOのススメ。

もっと遡ると、同期のコバのお母さんのススメ(笑)




コバのお母さん → コバ → CHIHO → 私





不倫の話ですが・・・コバママ~!!(笑)





ま、あくまで物語ですからいいんでしょうけど。。。

コバも複雑な心境だったことでしょう。








恋愛系が好きな私としては、話の内容はすごく面白かった。

また、この本を読んだタイミングがものすごく良かった。






殺人事件のミステリー感もちらっとあり。

でも大半不倫の話。




家庭を守りながら不倫にはしる「渡部」と愛人「秋葉」を取り巻くストーリー。


最後の妻の女の賢さ、我慢強さには敬服。
そして、やっぱり最後の一文にゾクッとした。


女の計算高い一面なのか、最後にとってつけた言い訳なのか・・・
秋葉の行動は‘謎めき子’ちゃんでした。

でもこういうタイプがモテるのもわかる気がする。




テーマについては、いろんな感想を持った。
ここでは語れない。


この手の作品、面白いな。
新たに発掘中。










先月はダン・ブラウンの『天使と悪魔』を読んでいた。
でも、最初の殺人方法が、私の最も苦手とするパターンで
頑張って読んでいたけど、その話題があまりに出るので(当然だけど)
それ以来読めなくなってしまった。

一ヶ月で上巻の半分まで・・・頑張った。
ちょっとグロくて読めない。
またいつか・・・うぅ。。。



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p.100
『男と女の間に無理は禁物。お互いが出来る範囲で、相手のことを想っていればいいの。出来そうもないことをやろうとしたり、あわてて結果を求めたりしたら、必ず破綻がきちゃうんだから。何もかも自然に、流れのままに、ね』


p.164
「僕は物足りなさを感じているのかもしれなかった。変わらない平凡な毎日が大切だということはわかっているのだが、これから先の人生がいかに長いかを考える時、ふと目の前が暗くなってしまうのは否定できない。十年後も二十年後も同じように退屈な日々を送ることになるのかと思うと、大袈裟でなく恐怖さえ感じる。」

p.214
「しかし僕のこの満たされない気分の源は何なのだろう。虚しさはどこから来るのだろう。今の生活を一生続けようと思う時、なぜこんなにも息苦しくなってしまうのか。」

p.285
『男性にしろ女性にしろ、気持ちが移るってことはあると思うんです。(中略)決まった相手がいるのに、ほかの人を好きになったからって、そのこと自体は責められないと思います。許せないのは、自分は何も失わず、傷つかず、相手にばかり負担を押しつけるような行為です。それは本気じゃないです。単なる浮気です。』