先日、本番前の音出しを軽くして
時間があまったのでピット裏で本を読んでたら、頭がスッと覚めて冷静になれた。
時間があまったのでピット裏で本を読んでたら、頭がスッと覚めて冷静になれた。
こんな経験初めてでした。
感情と活字って、何か相反する関係があるのかな??

『ノルウェイの森』/村上春樹
けっこう良かった!!
これはどこかにありそうな・・・でもなさそうな感じの恋愛小説。
タイトルからして難しい話かと、はなから思ってた!
社会紛争とか?w
社会紛争とか?w
印象に残ったテーマは、私の言葉でいえば、死の喪失感と死の存在感。
実はこの物語の中で、主人公の周りの3人が亡くなります。
「死の喪失感と死の存在感」って矛盾してるけど、死は終わりではなく、誰かの中に生き続ける。
だから「死とは生を構成する要因のうちのひとつ(抜粋)」であり、生と死は対極ではない。
だから「死とは生を構成する要因のうちのひとつ(抜粋)」であり、生と死は対極ではない。
なんだかいろいろ過去の出来事や、周りに起きた出来事を思い出した。
そしてこの先起こり得る逃れられない現実を考えた。
そしてこの先起こり得る逃れられない現実を考えた。
話の内容的は先にも書いたように、恋愛小説。
この登場人物のキャラが私的にはけっこうツボだった!!
ワタナベ=「僕」が地味な奴のに、良い。
「突撃隊」もウケる!! 最後はどこ行っちゃったんだろうなぁ。
「永沢さん」も変な人!でもなかなか良い。
「ハツミ」永沢さんの彼女。魅力的。
「僕」の愛する「直子」は私の友達になるタイプではないけど、こういう心のキレイな方には憧れる。
「レイコ」は素敵なおばさん。友達になれそう。w
私が一番共感したのは「緑」。
ここまで積極的ではないにしろ、いろいろ想いが重なるところがあって共感した。
どんな感じか・・・というのは書けないので読んでください。w
どんな感じか・・・というのは書けないので読んでください。w
また「緑」と「僕」の会話が傑作なんだよねー!
何度も電車内で笑った。
下巻ではいろんなところをドッグイヤーしまくった。
何度も電車内で笑った。
下巻ではいろんなところをドッグイヤーしまくった。
ひとつだけ残念なことが。
最後に「レイコ」とだけは、、、あんな風にはなってほしくなかった~!!!
最後に「レイコ」とだけは、、、あんな風にはなってほしくなかった~!!!
なんでそーなんの!?
気になる方は読んでみてください。w
関係ないけど、ギターが弾けるようになったら楽しいだろうな。
「ノルウェイの森」、知らなかった。
「ノルウェイの森」、知らなかった。
聴いてみよっと。
<追記>'08.3.11
下記のトラックバック先、
下記のトラックバック先、
その他文学 | 「ノルウェイの森」再読―死者の月とハンブルク空港とおまけのクイズ
かなり勉強になることが書いてあります。
ぜひお読みください。
ぜひお読みください。
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他にもこの一ヶ月、いろいろ読みました。

『冷蔵庫より愛をこめて』/阿刀田高
超ブラックユーモア。
短編で一瞬結末に理解ができないけど、読み返してゾクッとする。

『あ・うん』/向田邦子
ヒューマンドラマ。
それぞれの微妙なニュアンスのキャラクターが鮮明にみえる。
2つの家庭の滑稽な関係と、かわいらしい聡子の姿にほっとする、長編ドラマ。
それぞれの微妙なニュアンスのキャラクターが鮮明にみえる。
2つの家庭の滑稽な関係と、かわいらしい聡子の姿にほっとする、長編ドラマ。
向田邦子は短編もいいね!
でも短編って集中力いちいち途切れるから、疲れる。
うちから町田まで行くにはちょうどいい長さかな。w
でも短編って集中力いちいち途切れるから、疲れる。
うちから町田まで行くにはちょうどいい長さかな。w
明日からは何に読もうかな♪