鳥の声の芸術 | らっぱの散歩道

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トランペットを演奏する母親です。
関東で演奏のお仕事していましたが、今はしていません。
のんびり楽しく吹いたりイベント企画しています。

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昨日の話で印象に残ったこと。




指揮者の先生が、

「鳥は芸術的な声を発するんだ」と。

「すべての鳥において、ですか?」

「そう」




鳥の作り出すフレーズはいちばん自然体の流れにある音楽なのだ、と。




鳥好きで有名なのはメシアン。その話とか、
きのう演奏したジークフリート牧歌、
次回演奏する交響曲第6番「田園」などに共通する鳥のフレーズ。




ジークフリート牧歌にわずかに存在するTPのパートは
それまでに演奏されているクラリネットの鳥の声の拡張版なのだそうだ。


だからあれは楽譜どおりよりも、もっと自由に流れを作ってほしい。

という先生のリクエストからそんな話題になった。







そしてマーシュという作曲家のこと。



この人の曲で鳥をモチーフにしたおもしろい曲があるそうで、
先生が毎日その音楽をかけていたら、家に鳥が巣を作ったんだって!

鳥はよく音楽が好き。
本当に。


ちっちゃいながら、うちにいるセキセイインコも音楽が大好き。

オケの響きも好き。
演歌やポップスのリズミカルなのも好き。
インターホーンやリモコンのトーンも好き。



私たちより誰よりも音に敏感な生き物なのかもね。