常温で出てきた暑い日の朝
イレギュラーはそこかしこで
発生しまくって僕を
翻弄し続ける
夜中の雷が怖くて
眠れなかったのは
いつ頃までだったかなんて
思い出せないけど
イレギュラーが原因で
眠れない夜に響く雷の音が
ますます意識を冴えさせる始末
こんな真夜中に
不便を感じる人たちの中に
たかが眠れないだけの
僕なんて些細な出来事
乾ききった体が温い水では
満たしきれないとかその程度
そうやって原因なのか不満なのか
わからないものが
じわりじわりと積み重なっていく
もう過ぎ去った事だ
また今度があるなら
もう少しだけうまく立ち回れるだろう
喉の渇きに耐えられず口にした
冷たい水が思考に蓋をした
やっと何か満たされた気がした