今週の重賞展望 | ラップ分析家「結城智晴」

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こんにちは。

結城です。


今週は重賞が3つ。

この時期の重賞はどれもG1に繋がる大事なレースですね。



デイリー杯2歳ステークス


朝日杯の前哨戦の一つ。


実績ではマイネルエテルネルがリード。

小倉2歳ステークスの覇者です。

距離延長に対応できればG1タイトルも見えてくる。


小倉2歳ステークス2着馬クラウンレガーロも出走。

マイネルエテルネルと互角の力を持っています。


新潟2歳ステークス3着のサウンドリアーナも出走。

1分33秒台の持ち時計があるのは心強い。

大きく崩れはしないでしょう。


新星ではメイケイペガスター。

新馬戦は上がり33.0の末脚を繰り出して勝利。

重賞でも通用するか。



毎日王冠


毎年ハイレベルなメンバーが集まるレース。

今年もG1馬6頭を含む豪華メンバーです。


レースのカギを握るのはシルポート。

95%逃げるでしょう。

好調時には素晴らしい粘り腰を見せます。

この馬を差せる力を持っているかどうかが、このレースのポイントかも。


今年の安田記念馬ストロングリターン。

マイル戦ではなく、1800mの毎日王冠を選択してきたのはパフォーマンスによっては秋天へ、ということなのでしょうか?

力は相当なので、期待したいですね。


エイシンフラッシュはそろそろ勝利が欲しい。

ダービー後は未勝利ですが、ハイレベルなメンバーの中で頑張っています。

今秋こそはタイトルを増やしたい。


そして無敗のNHKマイル馬カレンブラックヒル。

このメンバーでどこまでやれるかは未知数ですが、こちらも怖い存在です。



京都大賞典


毎日王冠と比べてしまうと少し見劣りするメンバーですが、

こちらはジャパンカップへ繋がっていくレース。


注目はやはりローズキングダム、オウケンブルースリの2強ですね。

どちらも最近は精彩を欠いています。

能力は非常に高い2頭なので、もうひと頑張りして欲しいところ。


面白い存在なのがフミノイマージン。

得意の1800mの毎日王冠では無く、2400mのこのレースに矛先を向けてきました。

エリザベス女王杯を見据えての参戦なのでしょうか。

この距離に対応できるか、楽しみです。


あとはギュスターヴクライ。

阪神大賞典を制し、春天も5着と健闘。

更なる飛躍に期待。




それではまた!