JC&京阪杯回顧 | ラップ分析家「結城智晴」

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ラップ分析家「結城智晴」による競馬予想・コラム。

こんにちは。

結城です。


申し訳ありません!!

ブログ予想にジャガーメイル入っていなかったのですが、

個人的には三連複万馬券とってしまいました・・・^^;


ジャガーメイルはTwitterではつぶやいてたのですが。

ブログ予想を見て頂いている方はTwitterも合わせて見て頂くと良いかもしれません。


さて、それでは回顧です。




ジャパンカップ


1着○ブエナビスタ

2着△トーセンジョーダン

3着-ジャガーメイル

4着-トレイルブレイザー

5着-ウインバリアシオン


13.0-11.7-12.4-12.5-12.2-12.3-12.5-11.9-11.2-11.0-11.5-12.0


前半は完全にスロー。

流れを動かしたのは安藤勝己ウインバリアシオン。

スローペースと見るやグングンと前へ。

さすがは名手。


ウインバリアシオンが取りついたところからラップは急加速。

残り4F目で11.2というハイラップを刻む、締まったレースへと一気に変化。

何か、ヴィクトワールピサの有馬記念やドバイWCを彷彿とさせる走りでしたね。

着順も5着と頑張っています。

そう単純にはいかないと思いますが、この馬を物差しにするなら、

オルフェーヴルはブエナビスタとも互角の力がありそうですね。


勝ったのはそのブエナビスタ。

やはりまともに走れば強いですね。

残り5Fから激流になったのにも関わらず、4コーナー6番手から上がり33秒台。

これでは後ろにいる馬はどうしようもありません。

唯一勝負になったのは前にいたトーセンジョーダンでしたが、

末脚の切れ味ではブエナの右に出る者はそうそういません。

着差はクビ差でしたが、完勝と言える内容でしょう。


トーセンジョーダンは確実にパワーアップしていますね。

秋天の時計が異常に速かったため、能力分析が微妙だったのですが、

天皇賞馬に恥じない走りでしたね。

この馬の最適の舞台は個人的に中山2500mだと思っています。

有馬記念ではさらに期待。


3着には昨年の春の天皇賞馬ジャガーメイル。

終わってみればブエナ+天皇賞馬2頭という馬券。

ジャガーメイルは中団から34.0秒フラットの上がり。

この馬の力を全て出し切れたレースだと思います。

やはりこの馬は11秒台が道中に出るような2000m以下のレースではなく、

12秒台中盤以上のミドルラップがだらだら続く中距離戦の方が適性が高い。

ちなみに、ローズキングダムもジャガーメイルと同じミドルラップタイプかも。


デインドリームは6着。

少し脚を余した印象。

ですがスムーズに行ってもあの位置からではブエナは差せなかったでしょう。

日本馬場での実力はブエナに少し劣るぐらい、ですね。


ペルーサはどうしちゃったのでしょう?

まともに走っていれば、おそらく3着はこの馬だったと思います。

また次走に期待。




京阪杯


1着ロードカナロア

2着グランプリエンゼル

3着ワンカラット

4着ナイアード

5着ミキノバンジョー


12.5-11.1-11.0-11.1-11.0-11.4


重賞にしては前半が遅いラップ。

軒並み33秒台の上がりが出る、瞬発力勝負になりました。


勝ったのはロードカナロア。

やはり格が違う勝ちっぷりでしたね。

来春の高松宮記念が楽しみです。


2着はグランプリエンゼル。

この馬は荒れ馬場・時計の掛かる馬場を好むタイプ。

先週の京都は最終週なので少し荒れ気味。

不良馬場などでは人気薄でも積極的に狙いたい馬です。


3着はワンカラット。

上々の内容ですが、同じ位置からレースをしていたロードカナロアが勝ったので

力の差を見せつけられてしまった格好。

しかし、元々瞬発力で勝負するタイプではないので、それほど悲観することはないでしょう。


ジョーカプチーノは不可解な敗戦でしたね。

この馬の力なら33秒台中盤で上がれるはず。

明らかに力を出し切っていません。

次走人気を落とすようなら期待。



それではまた!