今週の重賞展望 | ラップ分析家「結城智晴」

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ラップ分析家「結城智晴」による競馬予想・コラム。

こんにちは。

結城です。


今週も面白いレースが目白押し。

注目はなんと言ってもエリザベス女王杯。




京王杯2歳ステークス


土曜日は朝日杯FSの前哨戦、京王杯2歳ステークスが行われます。


人気を集めるのはやはりモンストールでしょう。

新潟2歳ステークスの覇者です。

新潟2歳では上がり32秒台。

超スローペースならまだしも、1分33秒台の勝ち時計で2歳馬が上がり32秒台というのは驚異的。

2着のジャスタウェイ共々、先が楽しみな馬です。


このレースはモンストールだけが抜けているようなメンバーですが・・・。

2歳戦は何が起こるかわかりません。

他のメンバーの分析もしっかりと。


デイリー杯2歳ステークス3着のゲンテンは特に要注意。

逃げ馬なので、展開によっては非常に怖い存在。


あとは函館2歳S3着のナイスヘイロー。

函館2歳Sの1・2着馬は先週のファンタジーステークスでどちらも馬券に絡んでいます。

おそらくこの馬もかなり力があるのでしょう。




武蔵野ステークス


ジャパンカップダートの前哨戦。


実績からはダノンカモン。

ここ2年間掲示板を外したことがないという超堅実派。

もちろんG1レースも含まれています。

前走はトランセンドに敗れはしましたが、G1で2着。

ここは負けられない1戦でしょう。


ダノンカモンに最も近い存在と言えるのはシルクフォーチュン。

元々1200~1400mで実績を残してきた馬なので、

南部杯の1600mは距離もあってか低評価。

しかし、そんな低評価を覆し、得意の鋭い末脚で3着。

本番ではさらに距離が伸びるだけに心配ですが、能力は非常に高い馬です。


他にもテスタマッタ、ナムラタイタン、アドマイヤロイヤルなど、素質馬が多数。

本番へ向けて激戦となりそうです。




エリザベス女王杯


秋の最強牝馬決定戦、エリザベス女王杯。

今年も昨年圧倒的なパフォーマンスを見せたスノーフェアリーがやってきます。


スノーフェアリーは今年も凱旋門賞で3着に入るなど活躍していますし、

かなりの人気を集めるのではないでしょうか。


アパパネは昨年完全に力の差を見せつけられてしまった格好。

大きく成長している様子もないですし、ちょっと期待薄かもしれません・・・。


期待という意味では、まだ未知数な部分が多い3歳馬。

秋華賞馬アヴェンチュラはすでに古馬牝馬一級線と対決して勝利しています。

ホエールキャプチャも同等の力があるでしょう。


そしてそして、あの馬がいよいよ帰ってきました。

2歳時にはアヴェンチュラ・ホエールキャプチャでさえも子供扱いだったレーヴディソール。

8か月ぶりのレースなので過度な期待は禁物ですが、

この馬なら・・・と思えるのも事実。

ここを勝てれば一気に現役最強牝馬にまで駆け上がるかも。




それではまた!