ジャパンカップ回顧 | ラップ分析家「結城智晴」

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ラップ分析家「結城智晴」による競馬予想・コラム。

こんにちは。

結城です。


ジャパンカップは降着もあり、ちょっと残念な結果になってしまいましたね。

ブエナには有馬で頑張ってもらいたいですね。



ジャパンカップ


1着△ローズキングダム

2着◎ブエナビスタ

3着-ヴィクトワールピサ

4着×ジャガーメイル

5着○ペルーサ


12.8-11.7-11.9-12.3-12.0-12.7-12.9-12.0-12.2-11.2-11.3-11.9


やはりスローペース。

どの馬も行かなかったのでシンゲンが逃げるレースになりました。

他のGⅠ馬達に少しだけ地力で劣るシンゲンなら、展開有利があれば十分勝負になります。

しかし、慣れない逃げのためかいつもよりパフォーマンスが低かったですね。

もう少し粘れる馬です。


2番手にはヴィクトワールピサ。

今まで差しで結果を残してきた馬ですが、ギュイヨン騎手は2番手につけていきました。

内枠だった、ということもありますがペースが遅いことを感じ取ったのでしょうね。

さすがの騎乗です。


逆に、エイシンフラッシュは最大の武器である切れ味を殺すことになってしまいました。

エイシンフラッシュも2番手でレースを進めましたが、果たして前に行く必要はあったのか?

切れ味は素晴らしいものを持っているので、今まで通りの中団からの差しの方が力を発揮できた気がします。


制したのはローズキングダム。

不利を受けながら2位入線まで伸びた根性と末脚は素晴らしい。

まだ3歳でこの強さ。

今年の3歳クラシックで活躍していた馬は本当に強いです。

古馬になっての活躍も楽しみですね。

ローズキングダムもクラシックは無冠でしたが、能力は世代屈指。

現時点での能力的なイメージは「末脚の切れるメイショウサムソン」といった感じ。

有馬も期待ですね。


そして降着となったブエナビスタ。

やはり能力は一枚抜けていました。

このような結果にはなってしまいましたが、まだ現役最強馬の地位は揺るがないでしょう。

有馬記念ではローズキングダムとの再戦、昨年先着を許したドリームジャーニーへのリベンジも期待したいですね。


それではまた!