スプリンターズS回顧 | ラップ分析家「結城智晴」

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ラップ分析家「結城智晴」による競馬予想・コラム。

こんにちは。

結城です。


先週は秋のGⅠ第一弾、スプリンターズSでした。

いきなり高配当のレースになりました。

結果は以下の通り。



スプリンターズS GⅠ


1着△ウルトラファンタジー

2着△キンシャサノキセキ

3着▲サンカルロ

4着-ダッシャーゴーゴー

5着○ワンカラット


11.7-10.7-10.9-11.2-11.1-11.8



展開的には思っていたより遅いペースになりました。

とはいっても「GⅠにしては遅い」だけで十分速いペースなんですが・・・。

2F目の10.7が少し遅く感じます。


ハナを奪ったのはウルトラファンタジーでした。

ハナを奪って、スッと少しポジションを下げたのは「おっ、上手いな」と思いました。

そこで少しペースを落とせた分、最後まで脚が持ったのでしょう。


2着はキンシャサノキセキ。

ダッシャーゴーゴーが降着になったので入線は3位。

しかし、国内トップスプリンターの実力は見せましたね。

これからのローテーションはどうするのでしょうか?

GⅠに出走するとしたらマイルCSしかありませんが・・・。

最近マイル戦は走っていないので微妙ですよね。


3着にサンカルロ。

狙った穴馬が来てくれたのは嬉しいのですが、馬券は本命・対抗を軸にしていたのでハズレ。

悔しいレースでした。

やはりこの馬はスプリント適性は高いですね。

まだ4歳なので来年も楽しみです。


4着には降着となったダッシャーゴーゴー。

ゴール前の脚は際立っていましたね。

セントウルSのペースが遅く、スタミナの実証がなかったので無印にしていました。

しかし、今回のパフォーマンスは予想をはるかに上回るもので、

末脚だけでなくスタミナもあることがわかりました。

3歳にしてこのパフォーマンスは素晴らしい。

来年はスプリント界の主役になっていく馬かもしれません。


ビービーガルダンはやはり力が落ちてきているのかも・・・。

ラップタイムから推測すると全盛期の力なら5着前後には来れる力がありました。

GⅠではもう狙えない馬となってしまったのかも。


ローレルゲレイロも大きく負けたしまいましたね。

この馬は大きく負けたと思ったら次走で簡単に勝ってしまったりするので、

不調なのか衰えなのか、掴みにくい馬ではあるのですが・・・笑

引退という話もチラホラ出てきているみたいですし、

もしかしたらGⅠでの雄姿は今回が最後になるかもしれません。



今週はGⅠはないですが、

毎日王冠ではショウワモダンやペルーサが始動。

京都大賞典ではオウケンブルースリが帰ってきます。


それではまた!