オールカマー&神戸新聞杯回顧 | ラップ分析家「結城智晴」

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ラップ分析家「結城智晴」による競馬予想・コラム。

こんにちは。

結城です。


オールカマー、神戸新聞杯はどちらも強い馬はやっぱり強い、

というようなレースになりましたね。

両レースのラップタイムから展開・強い馬を読み解きます。



オールカマー GⅡ


1着○シンゲン

2着◎ドリームジャーニー

3着△トウショウシロッコ

4着-サンライズベガ

5着▲ジャミール


12.4-11.1-12.2-11.9-12.4-11.9-12.0-12.2-11.7-11.7-11.9


逃げたのは大方の予想通りシルポート。

しかし、最後は大きく失速してしまいました。

1800mのパフォーマンスと比較すると大きく落ちます。

休み明けの影響か、距離の壁があるのか・・・。

どちらかというとオールカマーより毎日王冠で見てみたかったですね。


勝ったのはシンゲン。

長期休養明けもなんのその。

ドリームジャーニーを抑えての初GⅡ制覇。

いよいよGⅠも射程圏内に入ってきたのではないでしょうか。

しかし、内を突けたコース取りに加えドリームジャーニーは59キロを背負い、しかも出遅れ。

どちらが強い、とは一概には言えません。


それにしてもレベルの高いレースでした。

決して遅くないペースだったのにも関わらず、ラスト1Fは11.9。

中山競馬場なのでラスト1Fは急坂を含みます。

他の競馬場ならば11秒台中盤を記録できているはず。

上位に残った馬は相当なスタミナがありますね。



神戸新聞杯 GⅡ


1着○ローズキングダム

2着◎エイシンフラッシュ

3着-ビッグウィーク

4着-タニノエポレット

5着▲レーヴドリアン


13.0-11.5-13.2-12.9-12.5-12.2-12.7-12.1-12.0-11.6-10.6-11.6


まるでダービーの再現のようなレース。

ゴール前の2頭の競り合いもそうですが、ペースのことです。


今回も相当なスローペースでしたね。

ダービーで見せた通り、1・2着馬は瞬発力に優れているのでワンツーフィニッシュは必然の結果でしょう。

また、この2頭は末脚を持続させる時間も非常に長いです。

同じく瞬発力に優れるレーヴドリアンがこの2頭に敵わないのは持続力の面で劣っているため。

大きな成長を遂げないと上位2頭を負かすのは難しいでしょうね。


3着に残ったビッグウィークも菊花賞の権利は獲れましたが、ローズキングダムとエイシンフラッシュと比較してしまうと大きな力の差を感じます。

ビッグウィークの方がポジションは前だったので、まず展開で有利。

それにも関らず上がり3F0.8も遅く、3馬身という決定的な差。

本番では厳しいように思います。

(ローズ・エイシンが菊花賞に向かうかはわかりませんが)


菊花賞はセントライト記念組、トウカイメロディあたりが怖いですね。

ペルーサは天皇賞だったかな?

あとはヒルノダムール、ゲシュタルトなども。

今年の3歳はタレントが多くて楽しみですね。

ヴィクトワールピサは凱旋門賞ですし。


それではまた!



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