自閉症教育最前線、特別支援学校か地元の学校か | 高知占い「ラピス二星の世界」

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皆さん、おはようございます。


今日は、少し話題を変えて、自閉症教育について考えてみたいと思います。


私は、退職するまで特別支援学校の教員経験が長かったので、発達しょうがい児関係のブログも見るようにしています。


その中で、自閉症の子どもさんを育てている保護者の方は、小学校へ入学させる時に、特別支援学校にするか地元の小学校にするか、随分悩んでいる方が多いように思います。


私は、できるだけ早くから専門の教育を受けさせた方がいいと思います。


何故なら、小学校へ入学させても、専門的な教育は難しいし、パニックへの対応等に困って3、4年頃から特別支援学校へ転向するケースが多いからです。


このようなケースの場合、早期から基本的生活習慣ができていないため、特別支援学校でも指導が難しくなります。


早期に適切な指導ができていない場合は、二次障害を引き起こし、問題行動が増えるからです。


いろいろな角度から考え、実際に特別支援学校を見学し、どのような教育をしているか話をよく聞いて、相談機関の意見も参考にして、判断された方がよいと思います。


ただし、特別支援学校へ入学させても、こんなはずではなかったと思われる保護者が多いのも事実です。


私は、そのようなことのないように、特別支援学校は積極的に改革する必要があると思います。


特別支援学校は、自閉症の子ども達に最新の教育ができるように、自閉症に特化した教育をすべきと考えています。


現在の特別支援学校の多くは、知的な遅れのある子どもと自閉症の子どもと同じ教育課程で、一緒に指導しています。

このため、自閉症の子どもさんに適した指導が、全くできていない学校もあります。


私は、附属特別支援学校で勤務した三年間で徹底して学校改革をしました。


最初の1年は、東京都などの先進校へ視察したり、県外から有名な講師を多く招いて研修したりして、最新の理論に基づいて教育できるように研究を重ねました。


そして、2年目から自閉症の子どもさんだけの学級を小学部と中学部に設置して、自閉症に特化した教育を実施することができました。


自閉症教育で効果を上げていた京都の特別支援学校へ見学した時は、大変勉強になりました。


この学校は、自閉症の子どもさんを育てているお母さんの要望を受けて学校を改革し、成果を上げたところでした。


お母さんがTEACCHプログラムを熱心に勉強し、ご家庭で実践したところ、パニックが全くなくなったそうです。

そして、実際に使用した絵カードや写真を一冊の実践記録としてまとめ、学校へ持って行き、管理職に学校でも同じ指導してほしいとお願いしたようです。


学校側もお母さんの熱意を受け入れ、試しに取り組んだところ、学校でもほとんどの自閉症の子どもさんのパニックがなくなりました。


それから学校改革をし、数年で全国的に有名になり、全国から見学者が殺到したり、TEACCHプログラム発祥の地であるノースカロライナ州からも見学に来られたそうです。


現在その学校は、残念ながら合併によりなくなりましたが、県教育委員会や特別支援学校に改革する意欲がない場合は、京都のように保護者の方がどんどん学校に要求し、学校を変えていってほしいと思います。


そうしないと、いつまでたっても学校は変わりません。


応用行動分析や、PECS(ぺクス)など自閉症の子どもさんに適した指導法はたくさんあります。適切に対応すれば、問題行動はほとんど起きなくなります。


いくら立派な研究テーマを掲げても、単なる思い付きや経験で指導していては、効果は上がりません。


今の特別支援学校に求められているのは、理論に基づいた、より専門の教育です。


多くの特別支援学校で、自閉症の子どもさんの笑顔が多く見られる日が来ることを心から願っております。