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薬草魔女SHOKOです
人にも地球にも優しい循環を実現する
”エシカルコスメ”を広げる活動をしています。
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の続きです。
鹿児島県阿久根市。
私はこのご縁が繋がるまで
その場所がどこかも知らなかったのですが、
阿久根市ってココです。⇓
鹿児島空港から車で
一時間半ぐらい??
とっても海が近くて素敵なところでした。
今が旬の女優さん、有村かすみちゃんが
主演の映画『かぞくいろ』の舞台になったところです。
阿久根に着いてから
一番最初にボンタン農家さんのところへ
ご案内していただきました。
ボンタンの木、初めて見た時のわたしの感想は
『可愛い!!!♡』でした。
そんな感想初めてです(笑)と言われましたが、
だって本当に可愛いんだもん♪
ポップでカラフルな景色で。
おっきいボンタンが木からたくさんぶら下がっていて、
おとぎ話に出てくるような風景♡
「うわ~~このボンタンの木の下でお花見したい♡」
と思ったぐらいです。
「寒いから無理ですよ」と
即座に突っ込み入りましたが・・・(笑)
そして、こちらが
ボンタン農家さんの貴重な後継者さんのうちのお二人。
直樹さんと大樹さん。
(偶然だけど、お二人の字に『樹』が入ってるのが素敵♡)
色々ボンタンのご説明をしていただきました。
ボンタンを育てる上での大変さの一つに
『獣害』というものがあるそうです。
ここの地域は鹿さんが
ボンタンの葉っぱを食べに来るらしいので
道路よりも少し高めのところに
すべてボンタンの木が植えられていました。
それでも、ボンタンの比較的低い背の
ところは、すべて鹿さんに食べられた跡が
ありました。
農家さんというのは
常に命と向き合う作業なんだなぁと
しみじみ感じます。
阿久根市は海に近いので
水産物がとても豊富なのですが、
実は最近、今までは捨ててしまっていた
ウニの殻を肥料としてボンタンに撒いたところ
枯れかけていたボンタンの木が元気になったんだとか!!!
これはすごい発見ですよね!!!
まだ成分的にはなぜいいのか?
これから研究されるらしいですが
多分海の成分なのでミネラル豊富なんでしょうね。
海と山の循環・・素晴らしいです。
そして、こちらがもう一人の後継者さんの
あきおさん。
(めちゃくちゃ優しい方でした!!)
あきおさんのご指導のもと、
実際にボンタンの収穫体験もさせていただけました。
低いところはそのままはさみで収穫できるのですが、
高いところはこのように、
枝切ばさみみたいなものを使って収穫します。
農家さんをみてると
らくらく~~~みたいな感じですが、
ところがどっこい!!!
ボンタンって大きいでしょ。
だから、ものすごく重さがあるんです。
そして、その重さを支えられるような枝なので
枝がとっても太くて固いんですよ。
だから、枝を切るだけでも
死ぬほど握力を使ったし
それを地面に落とさないようにそ~~っと
置くだけでも、かなり腕が痛い(涙)
10個ぐらい頑張ったところで
もうギブアップするぐらい、
本当にきつかったです。
途中私がへたくそすぎて、何個か落としてしまって
もう申し訳なさでいっぱい・・・
(農家さんは笑って冗談言って許してくれましたが◎)
今度は筋トレしてから臨みます(笑)
だからね、今ボンタン農家さんの収穫は
女性はいないらしいです。
そりゃそーーだ。
めちゃくちゃ重労働ですもんね。
収穫したボンタンは
枝をはさみで切って
(他のボンタンを傷つけない為)
コンテナに入れていきます。
一個一個が相当な重さなので
コンテナを運ぶだけでも一苦労。
本当に大変な想いをして
農家さんが作ってくださっているのですね。
実際に商品が自分たちの手元にくるには
いろんな人が頑張ってくれているから。
このボンタンも、阿久根の自然豊かな環境が
育んでくれているから。
都会に住んでいると
お金さえあれば大概のものは何でも手に入ります。
けれど、当たり前にモノがありすぎて
それがどうやって生まれてどういう過程で
それができたのか??思いを馳せる機会が
少ないように思います。
そのモノがどこからやってきているのか。
その循環を知ることは本当に大切。
だって、それをただ知るだけで
自然と『感謝・思いやり』という心になるからです。
エシカルな選択の起点は何よりも
そういった周りへの感謝だと思うのです。
私たちは、「自分でできないことをやってくれている」
事に対してお金を払っています。
自分で野菜や果物を作れないから
スーパーで買っているんですよね。
いや、正確には
『買わせていただいている』と言いたい。
消費者は金を払ってるんだから・・・
というなぜか上から目線になりがちですが
農薬を使ってるとか使っていないとか
そんなことは関係なく、
常に自然という予測不可能なものと
向き合い、命と向き合い
私たちが生きる上で欠かせない「食べ物」を
作ってくださっている生産者さんには
本当にリスペクトしかありません。
自分ができないことに対して
あーだこーだ批判や文句を言うのではなくて、
今日も地球や誰かのおかげで『生かされている』。
その本質を常に忘れずいたいと
改めて感じました。
ボンタン農家のみなさま、このたびはお忙しい中
快くお時間とって頂いて本当にありがとうございました。
大切なことを改めて感じさせてもらえた体験でした。
続く。
薬草魔女拝(^人^)
人にも地球にも優しい循環を実現するために
■自己紹介
大学卒業後、化粧品営業・エステ・美容部員を経て美容業界に従事する中、女性を美しくするためのツールが、お肌だけでなく、地球環境にも負担をかけていることを知り、手作りコスメのノウハウやレシピを独学で習得する。
お肌にも地球にも優しい化粧品を手作りするスクール「ethical cosmetic」を立ち上げる。
延べ5000人以上の女性にアドバイス・指導してきた経験による幅広い美容知識と、手作りとは思えないクオリティの高いコスメは、多くの女性に支持され、 現在、全国で手作りコスメの講座や手作りコスメを普及するためのイベントなどを定期的に開催し、エシカルという考えやライフスタイルを広めるための活動を行っている。意思を継ぐ受講生は全国で活躍し、少しずつ日本での輪が広がっている。
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