先日、私の心をとても- 揺さぶるお話を聞きました。
Ｌａｌｉｔｐｕｒ（ラリトプール）
というネパール発のオーガニックコスメブランドが
どうやってできたのかのお話。
日本人女性の 向田麻衣さん という方が
ネパールの 人身売買被害者の女性の
雇用創出と自尊心回復のために
立ち上げた会社です。
向田さんはボランティアで
ネパールに行った際に
現地の人身売買被害者の女性に
お化粧をしてあげたそうです。
一般的に、普通はそんなものよりも、
食べ物やお金の支援のほうが重要だと
思いますよね。
でも
女性達が本当に心から喜び
精神的に病んだ心を回復していったのは
お化粧して美しくなること
だったそうです。
私はこの話を聞いた時に
やっぱり女性はどんな状況であっても
「美」を求める心があって
そしてそれは女性が生きていく上での
「自信」になるんだ
ということを、改めて再認識しました。
さっそく向田麻衣さんの
最新著書を取り寄せて読みました。
美しい瞬間を生きる (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)/ディスカヴァー・トゥエンティワン
- ￥1,296
- Amazon.co.jp
【 一部抜粋 】
世界には、女性であるということで
私たちには想像もできないような過酷な環境に生きる女性たちもいます。
その環境は時に自尊心を奪い、自由を奪い、命さえも奪うということも知りました。
～途中省略～
心の状態は外側の状態ととても深い関係がある。
心が整っていると、どんなにぼろぼろを着ていても美しくみえるもの。
ただ、もしあなたの心がぼろぼろだったのならば
外側を整えることで、心まで届くということもある。
「お化粧」といっても私が女の子たちに教えているのは
洗顔や保湿方法などのスキンケアが中心だ。
スキンケアは肌を丁寧に包み込む行為。
そうやって自分を丁寧に扱えるようになるといことが、
心を変え、自尊心を育み、その子たちにできることを増やしていくと、私は信じている。
今までは「こういう現実がある」
ということは、頭ではわかっていても
実際に傍観者として
何もしてこない自分がいました。
でも、今回このことを知って
自分が今やっていることって
贅沢の分野とか後回しの分野じゃなくて
すごく大事なことをしているんだ！
という勇気をもらえました。
今まで私は、美容の分野はとても - 大好きだしやってきたことではあるのですが
- 医療とか食とか
- 絶対的になくてはならないものではないし
- この「美容」という分野は
- ただの先進国の嗜好品みたいなものであって
- 本当にこの仕事をしていくのが
- 自分にとって誇れることなんだろうか？
- とずっとずっと、心の中で葛藤があったのです。
- だからこそ、
女性を美しくすることが
社会貢献になる
それを実践されている向田さんに
本当に勇気をもらいました。
本当にありがとうございました！！！
これからも
女性がキレイになるための発信
続けていきます
