Color from JAPAPN -74ページ目

Don't Stop Believing(Journey)x-men

Don't Stop Believing(Journey)x-men













こういう男の声が好きだな
野生的な歌い方で、好きだ
フィル・コリンズもいいが、スティーブ・ペリーもいい。


時に女の声で癒されたいと思うが
こういう男の声は勇気を奮い立たせる


男たちよ旅立て
日本なんて狭苦しいだけで、
つまらないルールに縛り付けられて面白くないぞ


海外に飛び出せ
人種差別と闘い、外国の女と出会ってこい


日本の常識など、海外では常識でない事を確かめて来い



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彫刻家のアンと暮らし始めて数カ月後、
グアテマラのジャングルの中のマヤの遺跡『ティッカル』の事を聞く
ジャングルに埋もれた古代遺跡群


始めの印象は、ただ面白そう・・・・という印象だった




Radio Ga Ga

Radio Ga Ga
















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彫刻家のアンは金髪にチョップ・スティックス(箸)を刺していた。
俺とLeeが少し距離を置いた頃の出会いだった。

アンとは出会いが悪かった。
芸術論から、政治論から意見が合わなかった。
会って5分もたたないうちから、芸術論で俺たちは口喧嘩を始めた。

アンは驚いたことに日本の首相は誰かを知っていた。
普通のアメリカ人は日本の首相など名前など覚えはしないのに、
そこまで知ってる女だった。

俺は、最初は彼女の髪の箸は何か教えて
それを話題に近づこうとしたのだったが、
いつの間にかアメリカ人のはげしい人種差別を非難し、
アメリカ文化のお粗末さを非難していた・・・・

始めは黙って聞いていたアンだったが、おれが息次に間をおいた間に
アンは反撃を始めた。


人種差別は日本にも存在している事
俺がお粗末と批判しているアメリカ文化を、日本が追い求めている事。
アンは白人だが絶対に人種差別はしない事。
俺が話す機会を与えない、90分以上にわたりアンは反撃をした。
とにかく喋りまくった。。。。


ひとたび口火を切ったアンは、しかし、決して暴力的な言い方はしなかった。
それもあって、俺はアンの話を制止はしなかった。
俺は人の言い分は最後まで聞く主義だ。

しかし、
あいの手のYESは言わなかった。それどころかあいづちのWellも言わなかった。
そうすればアンの言い分を肯定したことになる。


黙ってアンを睨みながら、言い分を聞いた。
モノを公平に見る女だった。
それだけは、評価できる。そして、どんな時もFUCKの罵りは言わなかった。
とにかくアンが気分が収まるまで、俺は一言も否定せずに、
アンの言い分を聞いた。



その翌日
アンは俺のアトリエにやってきた。
予想外の訪問だった。

俺の絵を見せろと言った。
俺が描きためた作品を丁寧に見続けた。
しばらく、俺の絵を見た後で、笑い出した。
リラックスした笑顔だった。

最初、俺の絵を売れと言った。
これまた、予想外の展開だった。


俺の絵をどうしても買いたいと言った。
『アンには俺の絵は売りたくない』と答えた。


初めての個展を2週間後に控えて、今は一つも作品を手放したくない。
しかも、芸術論であれだけぶつかったアンに、売りたくもなかった。


しばらく俺たちは見つめ合った。


アンはテキサス生まれのテキサス育ち。
テキサスは田舎だが、心は深く、愛情は誰よりも広い。
それがアンの口癖だった。

金髪のロングヘアーと灰色の目、彼女は彫刻家だった。
最初はナンパしようと思ったくらいだから、美人で魅力的だった。
女として見るなら、魅力的だ。


しかし、作家として意見の食い違いがある以上は
譲れないところは譲れない。


俺は彼女を睨んでいるつもりだった。
しかし、彼女は睨んでいなかった。
突然アンは予想外の行動に出た。



・・・・・・・・



彫刻というという作業は肉体を使う、
筋肉はかなり付いているはずだ。
彼女は腕は太いし、力もあった。



筋肉のついたアンの腕は、俺の体を引き寄せる。
力強かった。
背後からこれをされていたら、恐怖を覚えたかもしれない。
彼女の体に、まるで引きずり込まれるような感じだった。
肺活量のある彼女のキスは、息苦しかった。
俺はアトリエで絵具まみれになりたくなかったので、
アンを必死でベッドルームまで引っ張っていった。


ベッドの毛布をふって、毛布にもぐりこんだサソリが居ないか確かめる。
サソリの多いメキシコでは、ベッドに寝る前は必ずこれをした。
毛布をチェックして振りかえると、
アンはもうベッドに横たわっていた。
すでに全裸だった・・・・・
これも予想外だった


メキシコは何でもアリの国
昨日、あれだけ口論した女と
どうしてこういう事になるのだろうか?


俺はアンの髪の毛に手を伸ばす
ロングヘアーを後ろに束ねた根元のチョップ・スティックスを引き抜いた
体に突き刺さりそうな気がしていたから・・・・・・


とにかくその日は、予想外の事が続いた。



・・・・・・・・



翌日、アンは身の回りの荷物を持って、俺の家に移ってきた。
個展を前にして、俺はアトリエから出たくなかった。
生まれて初めての個展。それをメキシコでたった一人でやらなくてはならない。


アンは個展の手伝いから、何から何までやってくれた。
とにかく献身的に何でもやってくれた。








Bring it on

Bring it on













弱気になっているとダメだよな。
元気にる音楽を一発

そこで映画BRING IT ONにつかわれたMickey


映画を見た人なら知ってると思うけど、この映画のラストにこの曲は使われた。
この映画はあのキリスティン・ダンストが主演、
脇役にエリザ・ディシュク、ガブリエラ・ユニオンが出てる。

エリザ・ディシュクの方が映画では色気があってよかったと思う。
彼女はTVドラマシリーズのトゥルー・コーリングで主演してた。

ガブリエラ・ユニオンはBAD BOYS 2 BADでマーチン・ローレンスの
妹役で出ていた。


この映画BRING IT ON、実は面白い事がある。
トレーニングしてる女の子の一部が、日本の箸を髪飾りにしてる。
良く見ないともちろんわからないが・・・・
ちょうど俺が行ってた頃も、これが流行っていて、
女の子たちの髪を飾る箸を見て、日本の郷愁を掻き立てられた・・・・・・・


あの世代、弱気になると負けるから、とにかくフルパワーで行かないと、
ほしいものは手に入らなかった。



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昨日の話の続きだが・・・
あの、裏切りモンのおかげで頭にきた俺は、
アドレナリン出まくりで今日は仕事ができた。
頭に来ると、メロウな気分をぶっ飛ばして、
パワー全開で仕事をする。


今日は都内を駆け回った。
午前中のプレゼンをかるくこなし、
午後の打ち合わせを軽く3件片付けた。


頭に来ると、やる気が出る。
今日はテンション高いと、誰もが驚いていた。
しばらく秋のメロウな気分で酔って居たかったが・・・・


あの裏切りヤローのおかげで、
俺のファイティング・スピリッツに火がついた。


裏切ってくれてありがとうよ、
俺はやる気ガンガンだぜ!

お前は小金は掴むが永久に這い上がれないぜ


俺のネットワークで裏切りをする奴は、
俺がなにも言わなくても、皆ボイコットする。
もう、俺は助けない・・・・


また、良い企画書作ってやるぞ!!!!!!