北国の人々は、こういった言葉を言い伝えて、長く厳しい冬を過ごしています。
しかし今年の冬は異例の暖冬ぶりで、積雪も年明けからやっとのこと。
短く集中的だった冬ももうすぐ明けて、春へと向かうのです。
春の訪れは、新年度、新学期のスタート。
我ら社会人にも、春の訪れは刻々と迫っているのです。
そう思えば、山形への異動の知らせを貰ったのが、ちょうど1年前の今日。
自動車を買ったり、生活用品を揃えたり、役所へ手続きに出向いたり、慌ただしい1ヶ月でした。
そんな日から1年、今年もまたこの季節が来たみたいです。
それで頂いた知らせが、来年度の人員の配置替え。
今所属している班はそのままだけど、担当の業務が変わる模様でした。
その業務は、大阪にはない機械を扱うし、大阪にない仕事だし、山形に来たからこの勉強ができる強みがあり。
1年間やってきて、次は新しいスキルを身につけるんだと。
「だってね、君も早く大阪に帰りたいでしょ?」
そこは素直に「はい、そうです。」とは言えなかった。
同時に、今自分の置かれている身を改めて気づかされたのでした。
期間の設けられていない、ここでの仕事。
最初は大阪との仕事のやり方の違いに戸惑う毎日でしたが、慣れるにつれてやりやすさを見いだしたりしてました。
「山形を好きになって、できれば長くいてほしいけど、いつかはね…」
今年の春かもしれないし、来年の春かもしれない。はたまた、5年以上もお世話になるのかも。
いつかは大阪に戻るのだろう。
転勤族の宿命ともいえる通達に、どうももどかしさを覚えるのです。
よく人から行動力について驚かれますが、こういった一抹の不安を持っているからかも。
しなかった後悔はなるべくしたくない、1日1日を楽しくしたい、いつも心得ていることです。
山形にいる1日1日が大切なものだと思うのです。
大阪から旅立った春からもうすぐ1年。
原点回帰だった社会人3年目。
4年目は新境地といったところでしょうか。













