ケータイが鳴っている。それよりも大切なこと | 野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座

ケータイが鳴っている。それよりも大切なこと

こんにちは、イナミネです。

2/1は私立中学入試のピークだったようで、うちの子供が通う学校の登校班も、来ない人がちらほら。

ご存知ない方に解説すると、登校班というのは、物騒な世の中を反映して、子供たちを地域毎に集団登校させるというものです。

朝、掲示板の前などに集まって出かけるのです。

■■■■

さて、ケータイはもちろん、社内電話もPHSになり、電話が人に付くのが当たり前の時代になりました。

ケータイが鳴る。あわてて出る。

そういう習慣が身についてしまいます。

■■■■

ある営業マンと同行した時のことです。

「新製品の紹介に」、というアポの電話を受けて時間をとってくれたお客さん。

雑談から入り、商品を紹介し始めました。

営業マンは、お客さんと時々目を合わせながら、商品の特徴を語り、お客さんの反応を探ります。

その反応によっては、つぎの質問や、トークの展開を、頭の中で組み立てていく真剣勝負の時間です。

そこへ、ケータイが「ジャラジャラーン」と大きな音で鳴る。

あわてて出る営業。

そのとき、お客さんはかすかに眉をひそめていました。。。

私がお客さんなら、こう思います。

「対話に割り込んででかい音、失礼な奴」

「目の前の自分よりも、割り込んでくる電話の方が大切なのか」と。

■■■■

ケータイ電話にあわてて出る。

これはメールへの反応と同じです。

PCでメールが来るたびに、開いて、内容をチェックし、その処理をする。

まったくの受け身仕事ですね。

受け身仕事は、自分から動く姿勢を失わせる恐怖があります。

ケータイも同じように受け身仕事への姿勢を強化していきます。

■■■■

今やるべきことを自分で、判断して、自分で決める。

受け身仕事は、そのなかで優先順位を判断する。

来たら対応する、ではありません。

だから、メールの場合は、時間を決めて処理することをお伝えしています。

では、ケータイは?

必要なら、無視するのです

■■■■

なにより、冒頭で話したお客さんとの対話のように、目前の人との関係を破壊していることに気が付かない人がいます。

対話の名人になるべき営業マンがそれでは、ちょっと。。。

メールや携帯は、文章や声だけです。

人と会うということは、声、しぐさ、姿など、五感すべてでコミュニケーションできる大切な時間です。

メールや携帯、テレビ会議などの代替が増えた今の時代では、貴重な時間です。

これ以上に優先はない、というくらい。

■■■■

受け身仕事からの脱却と、目の前の人を大切にすること。

そのために、ケータイはマナーモードに。面談中は出ない。

たったこれだけです。

<関連記事>
メールは見るな
高速に仕事を進める人がやっていること
仕事は60点を目指す

--------------------------------------------
読者登録歓迎しております。
いただければこちらからも登録します。お気軽にどうぞ。

◆コメント歓迎です

読者になる
--------------------------------------------