意思決定が上手になるコツ
こんにちは。イナミネです。
私たちは、毎日知らず知らずに意思決定しています。
いまやっている作業も、この時間に、この手順で、この優先順位で、やると意思決定しているのです。
仕事をサボっているときも、サボろうという意思決定の結果です。
一瞬一瞬が意思決定なのです。
そういう風に考えると少し怖いですが(笑い)
■■■
現在の自分の位置、能力、気分、健康は、すべて過去の意思決定の結果です。
ポストを手に入れようとして、意思決定すれば、今のポストになっている可能性が高いでしょうし、能力もそうです。
体調管理に勤める意思決定をしていれば、現在の健康状態は悪くないでしょう。
そう考えると、さらに怖い!
■■■
さて、意思決定はひとつのスキルです。
今、何を、どうするのか、を決めるのが意思決定ですが、当然、下手な意思決定もあります。
周囲から「なにやってんだー」といわれるようなケースは、意思決定の失敗と考えられます。
良かれと思った意思決定が、結果として失敗することにつながるケースもありますね。
意思決定がスキルとすれば、スキルは鍛錬しなければうまくなりません。
■■■
意思決定の場合は、
・質を高める。
・速度をある程度高める。
となるような鍛錬が必要です。
■■■
後者については、過去の記事で、即断即決は必ずしも必須ではない、といいましたが、ある程度のスピードは必要です。
なぜなら、冒頭述べたように一瞬、一瞬が判断であるならば、
その判断に時間をかけすぎてはならないからです。
■■■
では、質を高めるためにはどうしたらいいでしょうか?
それは、レビューすることです。
意思決定した目標にたいして、結果はどうであったか振り返ります。
当たり前のようですが、レビューはされていませんね。会社ぐるみでやっていないところも多いくらいですから(笑)
■■■
レビューでは、振り返りのために、事細かく書き出してみることをお勧めします。
まず意思決定で解決したかった、問題、課題、目標を書きます。
何が問題で、何を解決したくて、どこまで達成したくて、意思決定したか。
というようなことです。
■■■
次に、その意思決定にいたった過程を書き出します。
判断の時点でわかっていた判断材料、状況把握していた項目、発生した事柄、コスト、納期、不具合、必要な項目、制約となる事項。
などなど、書き出します。
■■■
そして、判断による結果を書き出します。
意思決定の結果、問題や課題を解決したか。
すべては解決しなかったが、部分的には解決できたか。それはどの部分とどの部分か。
また、出来なかった部分は何か。
出来なかったとして、なにが足りなかったか。
という具合です。
■■■
次にその理由を考えてみます。
判断材料が不足していた。コスト、納期、競合、情報の確からしさ、情報元の信憑性など。
選択肢が未熟であった。新しい手法の発生、着想の不足、など。
選択肢を実行するにあたっての、リソースが足りなかった。実行の徹底の不足、など。
よくあるのは、自分の能力不足による失敗です。
しかし、自分に能力が無ければ、上司に支援を仰ぐ、能力のある人に依頼して協力を取り付ける、などの対策があります。
案件の難易度と、自分の能力とのバランスの見極めが出来なかったというのが、実際の理由になります。
■■■
ここまで深くやるのは、ケースバイケースかもしれません。
しかし、意識して意思決定をして、その結果をレビューしなければ、意思決定は良くなりません。
なんとなく「ああ、失敗したな。。」くらいの振り返りは、始終行っているかもしれません。
重要なテーマは、このように意思決定を深堀りしたレビューをすることで、考え方をより洗練してくれます。
■■■
われわれは、反省しない、その場限りの日々を送りがちですが、反省やレビューが、上達の近道を作ってくれます。
あのイチローもレビューを繰り返して、あの位置にたどり着いたのですから。
<関連記事>
・間違った意思決定をしていないか?
私たちは、毎日知らず知らずに意思決定しています。
いまやっている作業も、この時間に、この手順で、この優先順位で、やると意思決定しているのです。
仕事をサボっているときも、サボろうという意思決定の結果です。
一瞬一瞬が意思決定なのです。
そういう風に考えると少し怖いですが(笑い)
現在の自分の位置、能力、気分、健康は、すべて過去の意思決定の結果です。
ポストを手に入れようとして、意思決定すれば、今のポストになっている可能性が高いでしょうし、能力もそうです。
体調管理に勤める意思決定をしていれば、現在の健康状態は悪くないでしょう。
そう考えると、さらに怖い!
さて、意思決定はひとつのスキルです。
今、何を、どうするのか、を決めるのが意思決定ですが、当然、下手な意思決定もあります。
周囲から「なにやってんだー」といわれるようなケースは、意思決定の失敗と考えられます。
良かれと思った意思決定が、結果として失敗することにつながるケースもありますね。
意思決定がスキルとすれば、スキルは鍛錬しなければうまくなりません。
意思決定の場合は、
・質を高める。
・速度をある程度高める。
となるような鍛錬が必要です。
後者については、過去の記事で、即断即決は必ずしも必須ではない、といいましたが、ある程度のスピードは必要です。
なぜなら、冒頭述べたように一瞬、一瞬が判断であるならば、
その判断に時間をかけすぎてはならないからです。
では、質を高めるためにはどうしたらいいでしょうか?
それは、レビューすることです。
意思決定した目標にたいして、結果はどうであったか振り返ります。
当たり前のようですが、レビューはされていませんね。会社ぐるみでやっていないところも多いくらいですから(笑)
レビューでは、振り返りのために、事細かく書き出してみることをお勧めします。
まず意思決定で解決したかった、問題、課題、目標を書きます。
何が問題で、何を解決したくて、どこまで達成したくて、意思決定したか。
というようなことです。
次に、その意思決定にいたった過程を書き出します。
判断の時点でわかっていた判断材料、状況把握していた項目、発生した事柄、コスト、納期、不具合、必要な項目、制約となる事項。
などなど、書き出します。
そして、判断による結果を書き出します。
意思決定の結果、問題や課題を解決したか。
すべては解決しなかったが、部分的には解決できたか。それはどの部分とどの部分か。
また、出来なかった部分は何か。
出来なかったとして、なにが足りなかったか。
という具合です。
次にその理由を考えてみます。
判断材料が不足していた。コスト、納期、競合、情報の確からしさ、情報元の信憑性など。
選択肢が未熟であった。新しい手法の発生、着想の不足、など。
選択肢を実行するにあたっての、リソースが足りなかった。実行の徹底の不足、など。
よくあるのは、自分の能力不足による失敗です。
しかし、自分に能力が無ければ、上司に支援を仰ぐ、能力のある人に依頼して協力を取り付ける、などの対策があります。
案件の難易度と、自分の能力とのバランスの見極めが出来なかったというのが、実際の理由になります。
ここまで深くやるのは、ケースバイケースかもしれません。
しかし、意識して意思決定をして、その結果をレビューしなければ、意思決定は良くなりません。
なんとなく「ああ、失敗したな。。」くらいの振り返りは、始終行っているかもしれません。
重要なテーマは、このように意思決定を深堀りしたレビューをすることで、考え方をより洗練してくれます。
われわれは、反省しない、その場限りの日々を送りがちですが、反省やレビューが、上達の近道を作ってくれます。
あのイチローもレビューを繰り返して、あの位置にたどり着いたのですから。
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