成長するために試すこと | 野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座

成長するために試すこと

こんにちは、イナミネです。

普通、会社に入って一年くらいは目覚しく仕事を覚えていきます。

しかし、3年もすればマンネリ感を覚え始めるのが一般的なケースです。

3日、3ヶ月、3年なんていわれていました。

これは、会社を辞める時期を言っていますね。


会社に入って、

3日で、緊張感や雰囲気や社風が嫌気して辞める。

3ヶ月は、研修で、見えなかったボロに気付く、または自分の不適合ぶりに気付いて辞める。

3年は、仕事のマンネリで辞める。


ともあれ、3年もすれば、自分でもそれなりに出来るようになったと思う。

でも、それは文句を言われない程度にルーチンワークを処理できるレベルになったに過ぎません。

人より抜きん出る、または成果を挙げていける、というレベルには程遠いものです。

営業職として仕事を始めたら、顧客にアポを入れる手順、商品紹介の手順、会社が扱っている手順、受注時の手順、代理店との約束事の処理手順、納品手順。

そういったことを一通り覚えます。

ルートセールスなら、持たせてくれたルートや顧客のある程度のポテンシャルを維持するのはそう難しくないはず。


しかし、それ以降に伸びていくには、とおりいっぺんの教えてくれた事以上の何かが必要です。

戦略?戦術?テクニック?ノウハウ?

いろいろあります。具体的に言えば、

・良質のお客さんに出会う方法。

・そのお客さんと商談をクローズする方法。

・追加販売する方法。

・新しいお客さんを紹介してもらう方法。


など、研究し、試行錯誤する点はいくらでもあります。

しかし、世の中を見渡すと、意外なほど研究・試行錯誤する人は少ないです。

特に自分で、新しい方法論を見つけて、微調整を繰り返すような人。

方法論は、正しいか、一般的かどうか、再現性があるかどうかを別として、本を買うと書いてあります。

しかし、本を買って、そのとおりにやってもうまくいかないことは多い。(そういう人すら実は少ない)

その後は、自分に合うかどうかの微調整が必要です。

他の人がマンネリになる中で、新しい方法で成果を挙げていく人は、尊重されます。

そして、そのネタは、方法論を探す、微調整していく、などの試行錯誤から生まれます。

少しでもいい、

試すこと。

結果を記録し、改善していくこと(これも大事)。

部門の業務として指示されるこの、PDCAルーチン。

個人の仕事術としても同じようにやればいいのです。

会社の試行錯誤の手法を、個人も行う。

意外に気付かない、実行されないことのひとつです。