『スピリチュアル』という言葉、今普通に使われることが多いですが
この言葉の真の意味を解って使っていますか?

spiritual』を訳せば、
・精神(上)の、精神的な、霊的な、崇高な
という意味が出てきます。

でも普段使うカタカタのスピリチュアルって、
サイキックとかエネルギーの意味も含めて使っていますよね。
そもそも、そこが本来のスピリチュアルから外れています。

精神世界(スピリチュアリティ)は、
個人の奥深くにある感情や精神・信念と関係があり
精神的活動を示す言葉です。

精神的活動をしていくと、(つまり色々探求していくと)
大抵の人は媒体から3つの覚醒の事を知るでしょう。
それは1つかもしれないし、3つかもしれません。
自分が何に興味があるかで、たどり着く所は違います。


先ず、一つ目は『精神的覚醒』。

 

所謂、『悟り』というものです。
宇宙の真理や、ワンネスの体験、今ここ、など、
様々な面から覚醒し『悟る』。
ブッダやイエスが悟っていたように、OSHOやラマナ・マハルシが悟ったように
私たちは誰でも悟りの境地にたどり着くことが出来るのです。
この世に生まれる前に全ての記憶をヴェールに包み、
様々な体験から感情を味わい、
それらを経験することで本来の自分を思い出して行く旅。
それがこの世に生まれてきた全ての人が持つ意味です。
本来の自分を思い出す時、
全てが解る・悟る」という体験をします。

精神世界で一番大事な部分であり、決して怪しいものでも
如何わしいものでもありません。

ただ、人が一番逃げたがる部分です。
嫌な自分の側面を見たり、深く気づ付いた部分から学ばなければいけません。
ここから逃げる人は大抵、
天使や過去世、次元の話ばかりで、今の自分と向き合いません。
確かに天使などの高次元の存在はいますし、
過去世が今の因縁の原因でもあるし、意識の次元の高い低いもあります。
でもね、そこからの『』なんです。
それを基に精神探求し悟るのです。


二つ目は『能力的覚醒

 

テレパシーや透視能力、チャネリング、透聴力など
サイキックと言われる能力の覚醒。

これは、小さな子供のころから出来る人もいれば
大人になってから出来るようになる人もいますが、
人の五感の感覚プラス勘です。(超簡単に端折ります)
特殊能力じゃありません。
前にも書きましたが、出来ないという思い込みや
こういう能力自体がおかしいという観念・概念、
個人の意識レベル、
感情やエゴなどが邪魔していたり
肉体に溜まった毒素や思念・想念などが無くなれば
出来るようになるものです。

この覚醒が一番注目されていますが、この覚醒をしても
精神的覚醒には至らないのです。


3つ目は『クンダリーニの覚醒』です。


 

瞑想やヨガなどを通して、体の中に眠るクンダリーニエネルギーの昇華体験。
これを覚醒という場合もあります。
呼吸法やエネルギーを扱い体験する場合もあれば、
事故などで偶然に体験する人もいます。
エネルギーが正しく昇華すれば問題はないのですが、
途中で止まったり、間違った感覚で昇華すると
体に支障がでたり、後の人生が不可思議な展開になるなどします。
これは、全ての人に起こるとは・・私は思っていません。
生まれる前にそうなる肉体を選んでいる場合の様な気がします。
(何十年修行しても昇華しない人がとても多い)

エネルギーワークでクンダリーニは当たり前に出てきますが
この覚醒で精神的覚醒をする人と、しない人がいます。
なので、この覚醒だけを求めても真の覚醒には至らないのです。


「スピリチュアル」でも「精神世界」でも表現は好きなように使えばいいですが、
どちらの言葉でも基本は『精神』。
霊性を高めていくことが主となります。
自分の心を見つめて、悟りへと向かうことがとても大事なのです。

 

 

 

 

 

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