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次は『月讀宮』へと向かいます。

月讀宮に祀られているのは、天照大御神の弟神
『月讀尊(つきよみのみこと)』
こちらは皇大神宮の別宮とされていて、
外宮の別宮『月夜見宮(つきよみのみや)』と同じ神様です。

天照大御神が昼を治め、
月讀尊が夜之食国(よるのおすくに)を治めるようになりました。

こちらの宮も今建て替えが行われており、
以前行った場所よりも内宮側に新しい駐車場が出来ていました。



ご立派な柱が立っています。



その先には、境内に入る鳥居が。

以前の入り口は森の中に入る感じがして、
凛とした気が漂っていたのですが・・・

ちなみに、以前の入り口はこんな外観。



こちらは今は入ることが出来ないようです。

月讀宮は、外宮や内宮に比べて神気が高く霊験新たかな宮だと思います。
ひっそりと静かなたたずまいがあるからでしょうか。
そしてやはり夜を感じさせる空間。
お参りしてる時間は午前9時ごろですが夜を感じるのです。

ここにお祀りされているのは

月讀宮 月讀尊(つきよみのみこと)

月讀荒御魂宮 月讀尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま) 

伊佐奈岐宮 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)

伊佐奈弥宮 伊弉冉尊(いざなみのみこと)


の四人の神様。

天照大御神の弟とご両親ですね。

月讀尊も和魂と荒魂に分けて祀られています。



手前が月讀尊。 奥が荒御魂。



手前が伊弉諾尊(いざなぎのみこと)。

奥が伊弉冉尊(いざなみのみこと)。


お参りする際は、
月讀尊→月讀尊荒御魂→伊弉諾尊→伊弉冉尊の順に行うとされています。

天照が陽のエネルギーであれば、こちらは陰のエネルギー。
夜の闇を治める静寂と沈黙のエネルギーという感じでしょうか。
凛とした空気もあいまって、心が静まりかえっていきます。

伊弉諾尊と伊弉冉尊を祀っているせいか、
縁結びの宮にしている雑誌なんかもあるようですが
この二人の神様は、離縁しています。
よく調べもしないで、縁結びのパワースポットにするのは
神々に対して失礼だと思うのですが。
こういう所は日本人の流行りに便乗する悪い癖じゃないでしょうか。





雨もかなり小雨になり、緑を増して行く木々。

新しい社の敷地横に、大きな木があります。
その側には昔井戸だったのでしょうか・・小さな祠が。





この木は見る角度によって、節の部分が龍の顔に見えたりする不思議な木。
建て替え後は、新しい社を見守るのでしょうね。




お参りを済ませ、駐車場に戻る手前の左側に
強い気が流れる石段があります。

そこは『葭原神社』。



石段を登った敷地内にひっそりと鎮座されております。

佐佐津比古命(ささつひこのみこと)
宇加乃御玉御祖命(うかのみたまのみおやのみこと)
伊加利比賣命(いかりひめのみこと


の三神が祀られているのですが、ここもかなりの強い気。
田野守護の神様なのですが、倭姫命が祝い定めた神社であるとも言われます。

ここは、参ってよい者を選ぶ神社かもしれません。
倭姫命は皇大御神の「御杖代」。
自分の肉体を通して神々に奉仕するいわゆる「巫女」です。

私とまっきぃはお参り出来たのですが、
朝ちゃんは「御参りしてはいけない気がする・・」とやめたのです。
その直感、大当たりなのかもしれませんね。



ここで御参りを済ませ、伊勢の旅は終了。
日の出より参り続け、神々の神気を沢山頂いたので
エネルギーでお腹いっぱい状態に。
でも何故か、私だけがまだまだ吸収できそうな勢いでした。

何の予定も入らず、ここに行けと言われんばかりに導かれた伊勢。

これからの3人の変化が楽しみ・・・と思いきや、
いきなり次の旅が決定したのは数日後。
それも導かれるようにして・・まだまだ神社巡りは続きそうです。




ご覧いただきありがとうございます鳥居



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