約束とパイの外皮は、簡単に破れるものだ。

これは「ガリバー旅行記」の著者ジョナサン・スウィフトの言葉です。

人は成長していく中で沢山の約束を、多くの人と交わしています。
親・兄弟・子供・先生・友人・恋人・パートナーetc…。
全てを守り尽くした人はいないでしょう。
すっかり忘れてしまった事もあれば、未だ継続中な場合もありますね。

約束って一体何なのでしょう。

約束の言葉の由来は、
「約」の字は糸に液体を湿らせ、
引き締めて目立たせた「目印」を表し、
目印をつけて取り決めをする意味があります。

そして「束」は木を集めて紐で縛った様子を表しています。

約束とは、目印をつけて取り決めをし、
見動きが取れないようにする意味があるのです。


なんだか仰々しく聞こえますが、見動きが取れないようにするというのは自由が無いということ。

約束は「守る」というのが前提にありますが、
これは人が生きていく上で創り上げたルールです。
エゴによる支配欲や独占欲、権力・自己主張などを正当化し条件をつけ
維持していくのには『守る』というルールは最適なものだったのです。


約束をすることによって、人は安心感を覚えます。
まだ叶ってもいない条件に希望を抱き、
それが現実化された妄想を創り出します。

ご褒美的な条件付けの約束は、対象者が益と思うものであれば
プラスの作用を生みだす場合があります。
成績があがればお小遣いが貰えるとか、何かを買ってもらえるなどですね。

逆に、対象者が益を感じない場合、これが「破る」に繋がっていきます。

約束は双方が益を成す(エゴを満たす)ことを条件としているので
どちらかにそれが感じられなければ、守ろうとしなくなるのです。
もちろん、これはエゴの働きです。


そうなると人の心理としては自由を求めてしまいます。
身動きが取れない状態からの脱却ですね。

だから約束は「簡単に破れる」のです。

Crystal breath

              オミナエシの花言葉は「約束」
Crystal breath


約束が破られると、それを果たさなかった人は最終的には無力になり失望します。
守れなかった後悔と、そのことに対する自己嫌悪に陥るのです。
そして自分で自分を傷つけてしまいます。

同じことが自分への約束に執着する人にも起こります。
破られたことで、大事に思われていないと感じたり、
騙されたと感じて、相手を非難してしまいます。
結局はこれも自分で自分を傷つけているのです。



約束を守る最上の方法は決して約束しないことだ。

~ナポレオン~

約束をしないというのは、条件の回避の為ではありません。
自分や相手を傷つけることをする必要はないということです。


ある条件を守ろうと思うのならば、自分の意志一つで守れるのです。

わざわざ相手と約束をし見動きが取れない状態でいるよりも、
自由でいながら自分の意志で貫くことを選択すればいいのです。

スピリチュアルな視点から言えば、
約束が破られた状態で双方が傷つけば、カルマとして残ります。
無駄にカルマを創り出す必要もないのです。


約束をするなと言ってるのではありません。
まだまだ社会生活の中ではごく普通のルールに基づいた行いです。

ただ、今なにか約束をしている、もしくはこれからするのならば、

それは自分の意志で守るということを意識してくださいね。

エゴや欲に支配された条件を叶える為に守ろうとしてもそれは簡単に「破られる」のですから。



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