固定観念や既成の概念というのは、今までの体験から植えつけられたものばかりです。
この世は観念で出来ていると言ってもいいくらい、自分の中にはそういったものが蔓延っています。

観念=物事に対してもつ考え

概念=物事が思考によって捉えられたり表現される時の思考内容や表象、またはその言語表現。

例えばお高い職業の人は自分には無関係だ・・という思考があったとします。
繋がりが無かったりすればそう思うのは当然だと思います。

そういった人たちを一括りにしてる「イメージ」があると思ういます。
例えば、お高いイメージだったり、プライドの塊のような…。
そういった『イメージ』の部分が観念であり概念なのです。

自分の中に「こういう人はこんなイメージ」というものがあると、
物の見方・考え方が固定され受け入れる事が出来なくなってしまいます。

自分の仕事でも同じ。
自分の中で「あいつはこうだ。こいつはこんなヤツだ。」と決めてしまうと
その人に対して良い所を見ようともしなくなると思います。

観念や概念は人に対してだけじゃありません。
物に対しても沢山持っています。
○○の車はいいけど、△△はね~なんて言う人多いでしょ?
そんな事言ってたら、ホントに自分に合った良い車なんて手に入らない。
自分の観念という枠の中で制限されたものしか手にできないのです。

観念や概念は自分の中に枠を作りだす要因です。
枠で固められた心のままでいると、新しい考えや発想は制限されてしまいます。


先ずは身の周りから、観念や概念を見つけたら手放す。
手放せば手放すほど、心に自由が生まれるのです。

黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花


固定観念や既成の概念、思いこみを手放す方法です。

観念や概念は、言い換えれば今まで自分を作り上げてきた思考や意識の一部です。
ただそれと同時に「枠」を作り、枠の中で支配されていたのです。
そこに善悪の判断をしないでください。

自分の中の観念や概念を見つけたら、先ずはその思いを認めることです。

「自分は今まで○○を△△と思っていた」と素直に認めます。

そしてその考え方は『もう必要ない』と強く思って下さい。

そして最後に、大きく息を吐き出すと同時に、その観念が息と共に体から抜けて行くイメージをします。

イメージが強ければ強いほど、上手くいきます。



呼吸と共に吐き出す方法は、とても理に叶ってるの。
人は苦しみを吐き出そうと無意識に大きく息をします。
それが「ため息」。

人の体は知らず知らずのうちに、自分の感情や心の状態を察知して
ラクになる方法を取ろうとします。

それを意識的に行うのです。


気づく為には、否定しない・逃げない・隠そうとしない。
そして認めることが必要です。

最初は上手く出来ないかもしれないけれど、
観念や概念を見つける度に試していれば簡単に自分の制限を取れるようになりますよ。