俺ってヤツはよ | Re:Oneself

Re:Oneself

もはやなにものでもない駄文。

すげー涙もろいです。
こんばんは、フェンです。


今日は村枝氏の代表作をちょっとご紹介。
タイトルの「俺ってヤツはよ」ってのは、作中に村枝氏が巻末に載せているオマケコーナーのタイトルだったりします。この話が好きだった。

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・「光路郎」
Oneself

金髪ハーフの光路郎は、英語の教師として日本の高校に赴任。学生である渚は光路郎の妹であったが、生まれる前に父親と光路郎はアメリカに旅立っており、初対面。しかしいきなり現れた兄の存在を認めることができず、かつ「金髪アレルギー」の彼女は「お兄ちゃん」と呼ぶことができない。
光路郎はクラスメートとの交流を通じて、渚との距離を少しずつ克服していきつつ、街に溶け込んでいく。
光路郎の第一声であり、キーワード。
「Don't call me teacher!! Call me Kojiro!!(先生と呼ぶな、光路郎と呼べ!)」

俺が初めて村枝さんの本を読んだ作品。兄貴から読ませてもらったけど、型破りだけどこんな等身大の先生がいたらなって思います。最近文庫版が出始めたので、また買ってしまいそうw
ほのぼのとしたホームコメディタッチな村枝さん節です。

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・「俺たちのフィールド」
Oneself

高杉和也の父親・貫一は日本サッカーリーグのプロ選手であり、和也の誇りであった。和也はいつか父親と一緒にプレーする日を夢見てサッカーに励むが・・・。

あまり内容に触れるとネタバレになっちゃうので少しだけにしますが、サッカーマンガです。
序盤は普通の少年サッカーマンガですが、途中から雰囲気は一変します。当時Jリーグが発足しはじめた時期でもあり、プロリーグでサッカーをすることの現実的な厳しさや、国際試合における国同士でのぶつかり合いなどをリアルに描いたマンガです。
人物やそれに対する社会描写がすごくて、何度涙したことか・・・。
ワールドカップ初出場したこともリアルタイムにオーバーラップしており、アツかったです。

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・「RED」

Oneself

アメリカ西部開拓時代をモチーフにしたガンアクションの復讐劇。作中で主人公はインディアン(アメリカ大陸の先住民の旧呼称)であり、時代背景をあわせるためにあえて一貫してこの呼称を使っていますが、差別の意識はありません)
ウィシャ族のティヨーレは騎兵隊の虐殺にあいながらも生き延びる。10年の歳月が流れ、REDと名前を変えた彼はとあるきっかけから、自らの部族を虐殺した「ブルー小隊部隊」のリストを手に入れてしまったことから、復讐に身を投じる。奇妙な縁で結ばれた白人「アンジー」、日本人「イエロー」とともに旅立つが・・・。

これまでの村枝さんの作品からするとかなり異色で重いテーマ。複雑に絡み合う人間関係とそれぞれの意志を伏線にして、社会の裏側にある問題を浮き彫りにしたような作品です。
復讐に身を落とす意味を知りつつも、そうせざるを得ない苦悩、残された者たちの哀しみ、手を取り合うことができたはずなのに、もしくはその手段を間違えたがゆえに起こる悲劇の繰り返しを克明に描写しています。

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思いっきり自己満足な日記・・・というか紹介になりましたけど、村枝さんの話はほんとに人物描写がすごくて、魅力的です。それだけにストーリーにも惹きこまれますし、面白いです。絵もウマイですしね。
他にも面白い作品はイロイロあります。
どれも手に取ってみて損はないと思いますので、気が向いたらどうぞ。


何度読んでも涙してしまうんですよね・・・。
涙もろいにもほどがある・・・w