1974年4月25日に発売された初めてのスタジオ録音による洋楽カバーアルバム「秀樹! EXCITING★POPS」。

 

デビュー時からライブでは洋楽を多投していたヒデキ。洋楽カバーアルバムも何枚か出しています。60年代から70年代初頭にかけては、洋楽カバーをする歌手も多かったし、GS時代も洋楽を扱うバンドも多かった。

 

ヒデキは学生時代から洋楽を聴いていたし、お兄さんとのバンド活動もあり、たくさん洋楽と接して来た。それが歌手デビュー後も、個性の発揮として活きていた。

 

このアルバムでは、60年代ポップスを代表するような有名どころを選曲していて、特にビートルズが4曲、モンキーズが3曲あります。オリジナルではなく洋楽カバーのアルバムなのに、オリコンアルバムチャート11位っていうのは、結構すごいことなのではないかと思います。まだヒデキは18才でした。

 

内容は、オープニングからザ・ビートルズの曲が3曲、『ヘルプ』『アンド・アイ・ラブ・ハー』『シー・ラブズ・ユー』

A面4曲目『モンキーズのテーマ』5曲目『デイドリーム』6曲目『アイム・ア・ビリーバー』の3曲はザ・モンキーズの曲です。

 

B面は『ダンス天国』ウィルソン・ピケットの66年のカバーヒットで始まり、スタジオ録音なので聴衆がいないのですが、ヒデキは「もっと激しく腰を振って!!」「そうそう!」と声をかけます。

 

B面2曲目は『孤独の太陽』ウォーカー・ブラザーズ、

B面3曲目ビートルズの『オール・マイ・ラビング』

B面4曲目の『朝日のあたる家』はアニマルズの63年の曲で、78年にディスコ・シーンでリバイバルヒットした時もライブで歌っています。

 

B面5曲目にはプレスリーの『ハウンド・ドッグ』とジーン・ヴィンセントの『ビー・バップ・ア・ルーラ』をメドレーで歌っています。

 

その後、同じ年の10月に発売された「ロックの世界」は前述の「秀樹! EXCITING★POPS」から7曲と、73年に行われた2つのコンサートライブから7曲のカバーを選んで収録されています。

1986年にはアルバム 「STRANGERS IN THE NIGHT」も発売。

 

ファンの人以外にはあまり知られていませんが、ヒデキのライブ構成は、その1/3が洋楽カバーです。

それもマニアックな曲を含む。

当時の10代の女の子ファンには、何だこれ?っという選曲だったでしょう。

特に日本語詞で歌ったものは、それがヒデキのオリジナルと勘違いしていた子も多かったとか。

ヒデキをキッカケに洋楽にハマったファンもかなりいたと思います。