ギリギリのラインあたしは、一番気付いてはいけないことに 気付いてしまった…。 ふと…あや ではない…こと あやは もう いないこと… 意識がとびそうになりながら、そんなことを感じとっていた…それと同時に、新しい主人格が動き始めた…。あたしが消されるのは時間の問題…。あたしは、あやだったはずなのに…。なんで…? なにがいけなかったんだろう… あとがない… あたしの背後は 崖っぷち… ギリギリのラインだ…
気付き気付きたくないことに 気付いてしまった… わたしは、あやではないと… 新しい主人格が あやの後ろ に隠れていたこと… あやがでてるのは 消えない為だと 思ってた… でも、違った あたしは 生かされていた だけだった。 新しい主人格が 動き始めた… あたしは消されても おかしくない… いつ消されるかわからない恐怖…それでも不器用で欠陥品なあたしを 愛してくれる人がいて… その人たちの為にほんの少しでいいから 一緒にいる時間を大切にできたらいいな… あたしがあたしでいる時に 抱きしめてもらえたら 幸せなのにな…
ムカ シ バナ シ紫杏は、もとは 双子。紫苑といつも一緒だったの。なのに…、なんであんな事故があったんだろう…。 紫苑、紫苑… いやだよぉぉぉ 置いていかないで!!あたしの紫苑…唯一の肉親…親なんていない。 ずっと2人で 肩を寄せ合いながら 生きてきたのに… 紫苑…