🏫志望校選択講座✏️ネット版🏫
💡志望校選びのポイント(1)💡
📑学校を見に行こう！📄
アトラクションズ
「中学受験をさせたい」と一口で言っても、選択肢は非常に多いものです。
近年では、１人の子どもが中学受験で併願する学校の数は平均で6校前後。
その中の一番「スベリ止め」的な学校にしか合格できなくてもその学校に進学させるというのが一般的で、
「御三家じゃなければ進学させない。」
「○○大学の付属に合格しなければ公立に行かせる」
といった発想は、ほとんどなくなっているのが現状です。
つまり、私立中学を「ブランド」的にとらえるより、その特色や進学率などを調べて、子供に合った学校をいくつか選び、合格した学校へ進学させるという考え方をする保護者の方が増えているということになります。
中学受験は、ほとんどの場合まずはお父さんお母さんが決めることで始まります。
学校の仲の良いお友達に勧められてなどという特別な事情が無い限りは、お子様自身の中から中学入試への意欲がふつふつとわいてくるなどということを期待することはなかなか難しいでしょう。
情報を持たないお子様が、突然中学入試を決断するなどということはほとんどありえないのです。
したがって
「子供がやる気になったら受験させる」
「子どもがその気にならないから受験はさせない」
といった考え方は本末転倒です。
親が子供をやる気にさせるのです。
それにはまず、保護者の方が情報収集をし、
「受験をさせたい理由」
をはっきりと持つことです。
お父さんお母さんが受験を決断し、次の段階でお子様を引っ張り込んでいくわけですが、お子様が前向きに学習するようになるために一番大切なファクターは
「目的意識」
を持たせることです。
しかし、ただ
「受験するかも…」
という漠然とした目的では、やはりお子様の力こぶにはなりません。子供は大人が思う以上にロジカルで、
「何のために…」
といった部分が希薄ですと、どうしても途中でつまずいてしまったり、モチベーションが続かなくなってしまうことが多くなります。
そのためには学校を見に行くということが一番の近道です。
春には学校説明会がありますし、秋には学園祭もあります。お子様と遊びに行くような感覚で、偏差値などに関わらず、いろいろな学校を見に連れて行ってあげてください。
いろいろな学校を見る中で、
「こんなきれいな学校に行きたい」
などという学校が見つかればしめたものです。
お母さんが決めて、本人にとって受身だった受験が、ここで初めて
「本人の受験」
になりはじめるのです。
目標は、具体的な形を持ってはじめて光を放ち始めるのです。
それでは、ここでいくつかの学校選びのファクターを挙げてみましょう。
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