私は占いが好き。
といっても、遊び心で良いことだけ信じるタイプです。
自分自身でも数秘術を習いましたが、
あくまでも趣味として楽しんでいます。
高いお金を払ってまで占ってもらうことはありませんでした。
ところが、あるとき、
ひょんなことから高額な占いを受けることになりました。
今回は、私が実際に体験した高額占いを通して感じた、
占いとの付きあい方についてのお話しです。
🌿 🌿 🌿
それはマンションを購入するときのこと。
知人もマンションを購入したばかりだったことを思い出し、
連絡をしてみました。
その知人は同じ職種の先輩で、
某大学の助教か講師をしている、私が信頼している人です。
知人は占いのサークルに入っていると聞いていたので、
軽い気持ちで、相談に乗ってもらおうと思っていました。
話をしていると、
その人のサークルの師匠にあたる占い師が有名な人らしく、
「絶対に見てもらった方がいい」
と勧められました。
予約の日が決まり、
私はその知人と、同じサークル仲間という人の3人で、
占い師のマンションに向かいました。
某駅近くのタワーマンション。
部屋の中には豪華なシャンデリアや調度品が並び、
キラキラした雰囲気です。
さらに、若い男性が執事のように、
アフタヌーンティさながらのお茶とお菓子を運んできました。
なんだか日常の生活とは別世界です。
占い師もまた、その空間にふさわしい華やかな女性でした。
手にしたブランドもののポーチや指に光る大きな指輪も印象的で、
身につけるものまで、その世界観を表しているようでした。
その日は軽く話をする程度で、
後日、正式な鑑定結果を書面で送付するということでした。
鑑定料は、直前に知らされたのですが、かなりの高額でした。
それでも知人の紹介ということもあり、
準備をして支払いました。
最後に、占い師が少し思わせぶりな様子で、
「これからの時代はあくせく働く時代じゃないですよ。楽してお金を得る時代です」
と話しました。
そして、詳しい話は二人に聞くようにと、
弟子である知人たちに目配せしていました。
その日はそれで終了。
後日、知人からそっと耳打ちされました。
占い師が含みのある言い方をしていたのは、
未公開株の話だったのです。
占い師の華やかさに
なんとなく違和感を覚えていたこともあり、
「これは深入りしない方がいい」
そう感じました。
株については丁重にお断りしたところ、
知人はにこやかに受け入れ、強制することはしませんでした。
知人の話を聞いていると、
その占い師をすっかり信頼していることが伝わってきました。
「先生(占い師)のおかげで今の地位につけた」
とも言っていました。
もし、あの話に乗っていたら、
今頃、深く後悔していたかもしれません。
そう思うと、
あのときの自分の感覚を信じてよかったのだと思っています。
🌿 🌿 🌿
占いは好き。
でも、人生を左右するほど信じるものではないと思っています。
良いことを言われたら嬉しいし、
「そういう見方もあるんだ」
と楽しむ。
最後に決めるのは、自分。
占いは楽しむ。でも人生の舵を握るのは自分—
これが、私の占いとの付き合い方です。







