こんにちは。早くも来シーズンのブルベのことばかり考えているラナです。
表題の通り、ランドヌール札幌様主催のブルベ、BRM921霧立400(以下、霧立400)に出てきました。
R札幌主催のブルベの参加は初参加の炭鉄港以来です。炭鉄港の時はサイコンの不調やら、ブルベのテーマを楽しむ余裕やらが何もない状態でしたが、3度のブルベ完走を経てちょっとだけ大人になりました。多分
霧立と言えば幌加内。幌加内と言えばお蕎麦。ということでしっかりとお蕎麦を堪能しようと息巻いて参加しました。普段から外食をほぼしないのもあってお蕎麦のお店屋さんで食べるお蕎麦というのはほぼ初体験です。
・当日~受付(前田森林公園)まで
当日は朝6時スタート。自宅からスタート地点の前田森林公園までは25km弱。札幌市内の信号峠もありますので4時過ぎには自宅を出ようと目論んでいました。当日は2時に起床し3時までに朝飯とシャワーを済ませ、持ち物の確認を1時間たっぷり使ってやろうと思っていましたが、目覚ましを1時間遅く設定してしまい、慌ただしく自宅を出発しました。
前田森林公園まで残り5km辺りで見送りに来た西村さんとたまたま合流し、お互いにブルベ出走者と言えばのベストを着用していなかったので「朝練ですか?」と声を掛けたらブルベの見送りですと回答をもらい、向こうも「朝練ですか?」と返してきましたので、そのブルベの出走者ですとお答えしました。
出走者なら。と、前をアシストして頂き無事に5:30頃に受付に到着しました。
受付を済ませ、ポチさんとそらちGF以来3週間ぶりにご挨拶し、Twitter相互フォローのTKさんとも初めましてのご挨拶を済ませ辺りを見回します。
5日前に走った函館400に比べ、2倍以上の人がおり活気があります。400kmブルベは超人のような速さを誇らない限りは夜間走行がありますので、人数が多いに越したことはありません。
自分のような小心者はヒグマの出没しそうなところは1人では走りたくないので、一緒に走れそうな人いないかな~! なんて考えながらブリーフィングと車検を受けて出発しました。

↑ 400kmにはブルベの全てのつらさが詰まってる。その謎を解明するため、我々ランドヌールは幌加内の奥地へと向かった――
・スタート~通過チェック① 当別ダム管理所(~40.0km)
スタート後15km程は石狩川の手前まで石狩市内と札幌市内の住宅街沿いを走行しますが、絶妙に郊外ですので信号や車通り、人通りは少な目です。空模様は生憎と曇り空でしたが午後に向けて晴れ間が広がる予報で、風は海に出るまでは向い風基調。気温はこの時期にしては寒い10℃半ば。お昼頃に10℃台後半となりますが、陽が落ちオロロンラインを走る頃は10℃以下まで落ち込むということで、先週の函館400とほぼ同じ最低気温です。
函館400と変えたのはつま先に貼るカイロ、フルフィンガーの15℃帯対応グローブ、秋冬用インナーの3点です。いずれもサドルバッグの中にしまっておいて、陽が落ちてくるPC3辺りか最後のコンビニ休憩辺りで着替えようと考えていました。
スタートはやや後ろめからのんびりとスタートするいつものスタイル。
道中で紋別300でお世話になった910さんとお話をしつつ、前を走るTKさんのペースと脚が合うこともあり後ろについてのんびりと走ります(TKさんの装備を失念しており、この時は前を走るのがTKさんだと気付いていませんでした。もっと会話すりゃ良かった~!と後悔)。
札幌大橋を渡り石狩川を越え、当別市内に入る頃には向い風が少しずつ吹き始めます。通過チェックまではまだ20km以上ありますが、やがて前を走る大集団が見えてきます。どうやら相互フォロワーのWTbさんが前を引くトレインだったようで、これ幸いとばかりにラクをさせてもらいます。
20km後半の良いペースで当別市内を抜け、いよいよ最初の通過チェックが近づいてきます。
通過チェックのフクロウのオブジェは混みあう事が予想された為、通過チェック前の坂でササっと踏んで集団の前に出てそそくさと写真を撮りました。
このオブジェにヘルメットを被せて写真を撮っているのをやりたくて頑張って踏みました。
↑ 界隈ではブリが人気ですがフクロウもかわいいね
・通過チェック①~PC1 セブンイレブン 月形町店(~56.4km)
1,2分程の停車でサクっと出発し、今度は先ほどまで前をひいていたWTbさんと、後ろから追い付いてきたえくせらさんの3人で走り始めます。ふくろう湖の上に架かる望郷橋を越え、道道11号月形厚田線に入ります。100m程の登りですが、ここで今日最初の登りらしい登りです。
道中、函館400と同様に鉄夫さんの応援を受けつつ坂を上ります。鉄夫さんはこの後北見まで移動し、翌日の北見300に参加されたそうです。タフだなぁ。
えくせらさんと談笑しながら登りをクリアし、PC1のコンビニ目指して走ります。
特に大きなトラブルもなくPC1に到着しました。
函館400の時と同じザンギマヨ巻、ウイダーのブドウ糖を購入しゲンを担ぎつつしっかりと水分補給を行い、デザートにようかんサンドを食べます。丁度1000カロリー程摂取し次のPCを目指します。次のPCまでは66km、獲得標高は460m。ブリーフィングでは途中の道路に砂利が堆積しており危ないとのことでした。しっかりと頭に叩き込みます。
ゆっくりと食事を摂っていたこともあり、自分より後に到着した方もどんどん先に出発されておりました。
出発前に自分のロードバイクの横にギザロのGE-110が停まっていました。
GE-110はブルベ向けともいえる珍しいコンセプトのフレームで、自分の憧れのフレームの1つです。戦闘機のような黒く光るの車体にEqualの機械式DBと何故かどこかでみたことがある装備の車体を眺めつつ出発しました。
これは後から知ることなのですが、ロードバイク界隈では超有名なブログ「東京~大阪キャノンボール研究」のばるさんご本人の車体でした。通りでみたことがあるワケだ!
↑ 最初の山越えは軽量化の為ボトルは麦茶200mlのみでした。粉末だけ入れていたボトルと麦茶がなくなったボトルにドリンクを入れて満タンに
・PC1~PC2 ローソン セイコーマート秩父別店(~122.6km)
PC1を出発して走る月形~浦臼間は275号線を使わずに横を並走する(というには蛇行しつつアップダウンもそこそこな)農道を走ります。ここは個人的なサイクリングでも何度かお世話になっていて大好きな道です。
札沼線の廃線跡を愛でることも出来ますし、適度なアップダウンは飽きがこずに走り甲斐があります。初ブルベの炭鉄港200でも走った道で個人的に愛着もあります。
途中の登りを踏み過ぎてしまうのはご愛敬ですが、順調に道程を消化します。
新十津川町に入ってから40km程は向い風&平坦区間でグロスが全く伸びなくなります。誰かの後ろについて走りたいですが、前にも後ろにも人はおらず、虚無になって黙々と次のPCを目指します。
新十津川町を抜け、雨竜町を抜け、雨竜川を渡って妹背牛町を抜け、秩父別町へ入ります。吹き付ける風をかき分けてようやくPC2のセイコーマート秩父別店に到着です。
周りに人がいなくても、PCに着いたらいっぱい人がいるふしぎ。
自分の到着と同時にTKさんが出発していきました。Twitterで健脚ぶりは知っていましたが向い風に負けず元気に走り出す姿に自分も気合を入れ直しつつ補給します。

↑ きたる霧立亭の蕎麦を満喫する為に少な目の補給です。空腹は最高のスパイスだからね
・PC2~通過チェック② そば処霧立亭(~187.2km)
PC1でゆっくりし過ぎた事もあり少しだけ停車時間を狭めて出発します。次の通過チェックでは昼食の予定ですが、ここも65km程の距離があり、しかも途中のコンビニは数キロ先のセイコーマートと、道の駅の物産屋、幌加内町内にある小型スーパーだけです。そして、通過チェックの後も50kmは無補給区間と峠越えが待っています。
しっかりと補給したつもりでしたが急に不安になり、PC2出発から再び合流していたWTbさんをお別れし、PC2から8km程走ったところでセイコーマート深川多度志店に寄り補給食変わりの饅頭とエナジーバーを購入しサドルバッグの奥にしまいました。
余談ですが、この補給食は自宅に戻るまでサドルバッグに入りっぱなしでした。ただ、道中で補給食があるという安心感はありましたし、選択としては間違いではなかったと思います。これはあくまで完走が目的のブルベ。備えあれば憂いなしです。
深川市内から幌加内町内へと入り、少しずつ標高も上がっていきます。ただ、道中はそんなに登ってる感覚はなく、むしろ吹き続ける向い風に再びの虚無を感じつつ幌加内町内をひた走ります。
↑ 北海道が誇るそばの生産地、そして寒冷地の幌加内。-41.2℃は未知の世界
段々と近付いてくる通過チェックのお蕎麦屋さん「霧立亭」の蕎麦をニンジン代わりに、並走する深名線の廃線跡の遺構を見ながら走ります。
霧立400は札沼線と深名線、そして後半は夜ですが羽幌線に留萌本線と実に4つもの廃線跡を並走することが出来る稀有なブルベです。北海道の歴史と栄枯に想いを馳せながら走るのもまた1つのテーマなのかもしれません。R札幌様主催のブルベは1つのブルベに物語が詰め込まれている感覚があって面白いですね。
途中「道の駅 森と湖の里ほろかない」でトイレ休憩します。霧立亭まで残り12km程です。
ここのトイレのお手洗いの水がしっかりとお湯で冷たくなった手が暖められて少しだけ癒されました。
↑ サイクルラックを置いてくれるのはありがたいけど、使い方わからないとこうなっちゃうよねの例。地方の道の駅で時々見かけます
ぐぅぐぅとなり始めたお腹をなだめながら無事に霧立亭に到着。しっかりと写真を撮っていざ、お蕎麦!
先客は一般の方を除くと運営のお2人とえくせらさん、ましろまさん、ポチさんともう1方。えくせらさんとはほぼ入れ替わりでした。PC1まではご一緒してたんですが早いです。停車時間を短くして一定ペースで漕いでいるだけだと仰っていましたが、ブルベ中はどこかでゆっくり休みたい欲求が湧いてくるものですが、その胆力に驚かされるばかりです。これがSR勢...。
↑ 通過チェックの霧立亭外観。写真外左にも大量の自転車がいます。
↑ 天ザルそば ¥1,600- 沁みるぜ...
WTbさんが注文されていた「ちぶおそば」これは果たしてブルベ中に食べるものなのだろうか...。茹で前1kgとの事ですが、生蕎麦は2倍くらいになるらしいので2kg...???
いただいた天ザルはお蕎麦は勿論、天ぷらもサクサクに仕上がっており大変美味でした。これは毎年来たくなるのも頷けますね。
・通過チェック②~PC3 セイコーマート 古丹別店(~236.4km)
しっかりと腹8分目まで補給したらいよいよメインの登り霧立峠です。
と言っても、8km200mUP程度のダラ登りの峠です。上り始める前の標高が既に200mを越えていますし、この峠は下りが本番です。登り返しがあるものの、実に40km程も延々と標高400mから0m付近まで下ります。
気分良く峠を登坂します。あまりにも遅くなると霧立亭にも寄れず、峠は暗くなる為色々と危険が危ないので早めの時間に通過出来て良かったです。
↑ 頂上付近の苫前町カントリーサイン。殺意が高い。
夕焼けを受けながら後半戦の下りの前にジャケットを羽織り、防風対策をしてPC3のコンビニを目指します。
霧立峠は国道239号ですが、途中に未成道道の道道741号上遠別霧立線の終点があります。この道道は2004年に事業中止が決定されており完成することはありません。未供用ながら途中の橋梁やトンネルは完成しており、廃道マニアの間では有名な道路のようです。
未成の橋は僅か1。1kmに迫る大きなトンネル区間が地すべり区間であった為に事業中止となったそうです。
完成していれば道北方面のブルベが捗りそうな道路ではあります。
この辺りの道路で事業中かつ完成が目前なのは「道道688号名寄遠別線」くらいでしょう。とんでもなく長い無補給区間となりますが…。
…脱線してしまいすいません。
長い長いダウンヒルを終えて、遂にPC3のセイコーマート古丹別店に到着です。
丁度ましろまさんと入れ違いになります。ましろまさんは今回の霧立400の完走でSRですが、相変わらずの健脚っぷりです。
後から聞いた話ですが、スタート直後にDi2のトラブルで変速出来なかったそうで、かなり時間をロスして最後方からのスタートだったそうですがいつのまにかほぼ最前列にいらっしゃいました。
PC3ではほぼ口に食べ物を入れませんでした。と言うのも、お蕎麦を食べてから殆どの区間はダウンヒルだった為お腹は殆ど減っていません。補給食代わりのタフグミと4個入りメロンパンを購入し、ボトルの中を最大まで詰め込みつつ、すぐ後ろから追い付いてきたポチさんと談笑していると、TKさんがいらっしゃいました。
TKさんは途中の幌加内の道の駅で温泉に入っていたそうですが、とんでもない早さです。
ここで、自分の中で思い描いていた理想の形が実現しそうだなと思っていました。
というのも、今この瞬間PCにいるのはTwitterで良くしてもらってるお2人。この2人と一緒に夜中のオロロンライン改め熊ゾーンを走れたら心強いと思っていました。
ただ、ポチさんもTKさんも自分よりも(日頃の投稿を見る限り)速い方なので半分近くある道程をストレスがマッハの状態でトレインに付き合ってもらうのも難しいですし、どうしようかな~なんて考えていました。
そんな時、地元の方と思われるお母さまにどこから来たのか尋ねられました。この手の質問はブルベ中にはよくあるのですが、正直に札幌から来てこれから帰ると伝えると有り得ねぇ~! って顔されてました。そりゃそうだ。
陽が落ちる前に海辺に出たかった為、談笑もそこそこに出発します。TKさんポチさんとは概ね同じタイミングで出発しますが、最後まで一緒に行こうとは言い出せずそのまま17時半頃に出発しました。
↑ 今回のブルベから好んで飲んでいるレモンウォーター。安くて塩分がアクエリアスの倍入ってます
・PC3~ゴール 前田森林公園(~403.6km)
PC3を出発し、日本海側に出る前にちょっとしたヒルクライム区間です。道道1062号力昼九重線という7km程の区間ですが、一気に暗くなり始めた山の中を走ります。野生動物が怖いので急いで駆け抜けダウンヒルをこなすと、やがて潮のにおいがしてきます。程なくしてT字路に差し掛かり、遂にオロロンラインに到達しました(245.1km地点)。
ここからは残る160kmのうち155km程はオロロンラインを走ることになります。
事前に調べていた天気は「寒い」「風は山から海側に吹くので気にならない」程度でした。
オロロンラインを走り始めて2.5km程で小平町に入ります。初の小平町でしたので忘れずにカントリーサインを回収します。
↑ 小平町カントリーサイン。文字が白飛びしてますがニシンが元気に踊っています
撮影に手間取っていると後ろからTKさんがササっと抜いて行きました。折角なら後ろについて行こうと思い、後を追いかけますが30km程で走っているのに全然距離が縮まりません。
温泉休憩アリで先頭から4,5番手を走っている健脚っぷりは流石ですが、先述した熊ゾーンを一緒に走る弾除け人が欲しくて頑張って追い付きます。その後はしばらく抜いたり抜かれたりしつつしながら留萌市内まで走ります。
なんだかんだブルベにしては超ハイペースで30km程走り抜け、留萌川を渡る交差点で再びTKさんと合流し、良かったらこの後の熊ゾーンを一緒に行かないかと提案しました。
ちょっと時間が過ぎてしまいましたので記憶は曖昧ですが、了承を頂いた後、無補給区間に入る前の最後のコンビニまで走ろうということになりました。
そこから更に18km程走り、295.4km地点(サイコン表示295.5km)のセブンイレブン増毛店に20時過ぎに到着しました。
PC3から60kmも休憩なしで走り通しました。霧立亭でお蕎麦を頂いてから殆ど無補給で、道中はタフグミを食べていた程度でしたので、ここでリフレッシュを兼ねてパイナップルジュースとパイ饅頭、古丹別のセコマで買ってバックポケットにしまっていたメロンデニッシュを2つ食べ、ウイダーのブドウ糖を摂取します。
余談ですが、タフグミはちょこちょこつまめるし、味もバリエーションがあって補給食として優秀という認識でしたがフルフィンガーのグローブをしているとグミを上手につまめないことにこの時気が付きました'`,、('∀`) '`,、
なのでこの区間は左手だけグローブを外して悴む手で頑張ってグミを食べていました。
そうこうしているうちにポチさんが追い付いてきたので、ここで3人で一緒に行きましょうと提案しついに理想の最終形を手に入れました。弾除けは多ければ多いほど良いとブルベの先輩から教わりましたので(ヽ'ω`)
ポチさんが補給されている間にコンビニのトイレをお借りしてインナーをアンダーアーマーのヒートギア(15℃-30℃向け)からおたふく手袋の冬用インナーにチェンジします。先週の函館400と同じような温度帯の予定でしたので、当時の装備からダメだった所をしっかり補完した結果、陽が落ちて10℃付近になったら変えようと思っていました。着替えに少々手間取ってしまいましたが優しいお2人が待っていてくれてました。
のんびりしていると後ろからWTbさんともう1人、コルナゴ乗りの方が追い付いてきました。寒くなってきたね、と軽く温度談義をして出発します。停車時間は30分近くでしょうか。結構長かった気がします。
ゴールまで残り100kmと少しありますが、補給出来そうなコンビニは軒並み朝6時以降のオープンで、92km先、ゴール15km手前のセイコーマート 親船店が27時~26時OPENという23時間は空いている面白い開店時間ですが、ここ以外空いてるコンビニはありません。
途中に道の駅 あいろーど厚田がありますので多分そこが次の休憩になりそうな雰囲気です。
ボトルの水も気温が下がり汗をかかないこともあり、2本(グリコのハイポトニックとレモンウォーター)ほぼMAX、お腹は7分目、サドルバッグには補給食も入っており、トップチューブバッグの中にはスポーツ羊羹2本に塩タブレットと抜かりありません。いよいよ見えてきた完走に口角がちょっとだけ上がってきますが、同行のお2人に迷惑をかけないように、カフェイン錠を飲んで20時半頃に走り始めます。
増毛町市街地を出てからは無限トンネルです。大小20近くのトンネルや覆道を走ります。10℃を下回るような夜のトンネルは内部が暖かく、ナトリウムランプのオレンジ色は明るく、走る車も殆どいない夜中の為快適でした。三者、トンネル先輩に感謝しながら走り抜けます。
しかしトンネル内が下り勾配な事が多く、スピードを出してトンネルを抜けるとそのまま夜風に身体が晒されるので、しっかり防風対策が出来ていないと辛い環境でもありました。
ついでに道中で回収出来ていなかった増毛町のカントリーサインを撮影し回収します。ここでも待っていてくれる優しいお2人。
↑ 石狩市側から。増毛町のカントリーサインは知っている限りだとオロロンライン沿いにしか存在しないので結構レアです
カントリーサインから17km、増毛のコンビニからほぼ40kmを走った辺りで尿意を催し、334.5km地点の浜益中央公園の公衆トイレでトイレ休憩を挟みます。外見のワリに綺麗なトイレで安堵しつつササっと出発です。
↑ スタートから17時間、三者眠気に悩まされることもなく元気です
相次ぐトンネルの影響か、サイコンとRide with GPSの乖離が3.5km程に広がっていますがこの辺りもなんとなく頭に入れつつ出発です。
程なくして4.5km200mUPほどの登りに入ります。この後も軽い登りは複数ありますが、大きな登りはこれが最後です。
というか、霧立400自体がこまめなアップダウンと緩やかな長い登りばかりでこれだけしっかりとした登りはここくらいでしょうか。
3人ゆるゆると登りますが、海辺から山間部へ入るこの区間は暗闇が怖く、函館400の時の福島峠のような圧迫感があります。茂みから並走するガサガサ音(多分鹿)にビビりながらホイッスルを鳴らしつつ走り抜けます。
そして最後のトンネル区間を抜け、道の駅 あいろーど厚田に到着しました(362.9km地点)。
写真は失念していましたが、なんとここで今シーズン初の自販機の「あったか~い」を発見し、ココアを頂いてトイレを済ませます。道の駅の中は暖かくついつい長居していたらWTbさんとコルナゴ乗りのお2人が追い付いてきました。
どこかで見かけた光景ですが、再び寒い寒いと言い合いながら出発しました。
残りは1割、40kmです。トラブルがなければ20~22時間程での完走が見えてきました。函館400より4時間程も早いです。函館400の方がコース難易度はやや上(鉄夫さん談)とのことですが、函館400→霧立400を達成出来そうでこの辺りからアドレナリンドバドバなのを実感していました。
ただ、長いこと補給らしい補給をしていなかったこともあり先述のセイコーマート 親船店を目指して走ります。
朝だったらさぞ綺麗だっただろうカシオペアの丘の横を抜け、石狩川を渡り石狩湾新港のとば口にあるセイコーマート 親船店に到着しました(387.3km地点)。サイコンの乖離はこの時点で4.5kmとなりました。
入店時間が1:45頃だったので、僅か1時間しかない閉店時間間際でした。ここで饅頭と恒例となったノンアルビールを購入し出発しようとしたのですが、今回2回目となる一般市民からのお声掛けがありました。
声を掛けてきたのは若いカップルで、どこから来たのか何時から走ってるのかを聞かれました。札幌~幌加内~苫前~今ココと説明すると良い笑顔を見せてくれました。労いの言葉を頂きましたので、お返しに深夜に謎のベスト集団を労ってくれてありがとうございますとお礼を言って出発しました。
↑ 閉店準備に入ったコンビニを背景にいつものヤツ
バックポケットにしまったノンアルビールを大事に運搬しつつ、新港内の広い道路を抜け、国道337号から新川通りを走り抜け、ついにゴール兼スタート地点だった前田森林公園に到着しました。
・ゴール後
ゴール受付でブルベカードを提出し、無事に20時間53分で完走しました。
↑ これで人生4つ目のブルベ完走。この瞬間の為に走っていると言っても過言ではない
ご一緒したTKさん、ポチさんも同時刻で完走認定を受けて、寒い中1人でノンアルビールを開けて祝杯をあげます。数分後にWTbさんとコルナゴ乗りさんもゴールし、先にゴールされていたましろまさんとお互いの健闘を称え合います。
寒い深夜でしたので、歓談もそこそこに解散となりました。自分はここから自宅まで23km自走しなければいけません。深夜3時過ぎの静かな新川通りを南進しますが、一気に眠気が押し寄せてきました。
ここで落車なんてしようものなら台無しですので、なんとか耐えつつ中心部まで走りますが、限界を感じて途中のローソンでコーヒーを購入し一気飲み。トイレを借りますが、トイレの前で立ったまま寝てしましました。
膝がカクンとなったところで目が覚めて、用を足して外に出ますが、寝ていた時間は1分程だったでしょうか? 眠気は遠ざかったのでこれ幸いとばかりに一気に帰路につきました。
今回も長くなりましたがここまでお読み下さりありがとうございました。
走り終わってから2か月近く経ってしまい申し訳ありません。特にトラブルもなく面白味のない内容でしたが、ことブルベに関してはそれが一番ですね。
霧立400の完走を以って、年内の参加予定ブルベは薄野200を残すのみとなりました。すっかり短く、寒くなった夜に少しでも抗ってオフシーズンまで駆け抜けたいという気持ちを新たにした9月下旬の未明でした。
それではまた。













































