そのいちはコチラ(BRM919岩木山200)
そのにはコチラ(BRM920北へ600前半戦)
そのさんはコチラ(BRM920北へ600後半戦)
そのよんはコチラ(BRM922浜頓別300)
そのごはコチラ(BRM923札幌までまだ400前半戦)
・Day5 BRM923札幌までまだ400~後半戦
上富良野市街地で晩御飯を探して彷徨うランドヌール3人。時刻は19時丁度くらいで、場所によってはもう終わっていたり満席だったりと中々カオスな状況でしたが、普通の食事も出来そうな居酒屋を見つけて3人豚丼を食べます。
晩飯は3人で仲良く豚丼を食べました pic.twitter.com/yhHygmQ5TL
— ラナ🪼☁️@BRM1018薄野200 (@RanuncuRide) September 23, 2026
↑ 白米は控えめですが肉の量が多くて美味しかったです
50分ほど停車してゆっくりとご飯にしました。ご飯食べつつサイコンの充電もするなど…。使用しているサイコンはBrytonのRIDER750SEで、ランタイムは問題ないのですが、低温&夜間走行多いと電池食うので念の為に充電しました。
そしてPC2のセブンイレブン富良野山部店までの道を腹ごなしと言わんばかりに爆走する超特急カモシカ号に千切れる寸前になりながら着いて行き、21:45頃に183km地点のPCに到着しました。
写真もツイートもありませんが、お得意の練乳ミルクフランスとプロテインバーを買って背中のポケットに放り込んだら、50円引きになっていたお月見メンチとホットコーヒーで補給します。
PC到着時点でなんとグロスは15.57km(!? しかありませんが、400ブルベはグロス15km割っても間に合うのでまぁ大丈夫でしょう。
3人でPCを出発した直後にモリーチさんがチェーン落ちしたりしましたが無事に直りまして、金山峠越えへと向かいます。と、言ってもそんな大きな登りでもないので暗闇の中で周囲の崖を蠢く鹿どもをテキトーにいなしながら23:35頃に金山峠の頂上に到達しました(203.4km地点)。
↑ カモシカさん撮影。こう見えて2人とも瀕死です
ちなみに排水溝の上にいるのはカントリーサインを撮影していたからで、決してここを走ってきたワケではありません(それはそう)
ようやく折り返し地点ですが、連日の走行からか心身ともかなり疲労困憊です。あと200km、あと1ブルベ。そう考えると200kmはあと少しなのかまだ200kmなのかわからなくなってきます。
そして写真を見返して気が付きましたが、まだその5でジャケットを羽織って~と書いてましたがインナーを替えただけでジャケットは羽織ってなかったですね。いくら裏起毛を着ているからとはいえこの期に及んで夏用サイジャなのはなんなんだよ。確かトンネルを抜けたダウンヒルに備えてここでジャケットを羽織った気がします。
↑ 未回収のカントリーサインもしっかりと回収!(まだやってたんだそれ
そしてトンネルを抜けた先は一気に気温が下がり始めます。突き刺すような冷気に前日の浜頓別300後半を思い出しますが、あちらと比較してもいい勝負の寒さで気温はどんどん下がり続け、一気に6℃くらいまで下がります。ダウンヒルを終えた頃には3人ともすっかり芯まで身体が冷え切ってしまったので、日付は変わって9/24の0:20頃に218.3km地点の道の駅「自然体感 しむかっぷ」の24hトイレに駆け込みます。
幸い、トイレのある建屋の中は暖房が効いているのかだいぶ暖かくここで一旦暖を取ります。ついでに最終兵器とばかりに履きづらいから温存していたシューズカバーのヴェロトーゼ(ピチピチタイプの防水シューズカバー)と足の甲に貼るカイロを装着し、ノーマルの貼るカイロを下腹部に仕込んで最後の寒さ対策を施します。
この道の駅で巡回をしていた運営の鉄夫さんとお会いし、この先の道に野犬?放し飼いの犬?がいるので注意されたし。と注意喚起がありまして、各々気を引き締めなおし寒い寒いを連呼しながら1:00頃にリスタートしました。
前日に比べかなり装備を強化したとはいえ、疲れで中々出力の上がらない中のライドは堪えます。サイコン読みで気温は遂に5℃を下回り今年一番どころか、過去のライド中でもベスト3に入るレベルの寒さに到達しました。
そして224km地点辺りだったでしょうか、大量の犬の声が聞こえるエリアに入りましたが、巡回の鉄夫さんが車でガードしてくれたおかげで無難に通り抜け、日高峠を無事に越え、232.2km地点のコース上を数百メートル外れ1:50頃に道の駅「樹海ロード日高」に到着しました。
占冠の道の駅同様、お手洗いのある建屋の中は暖かく、更に「あったかーい」が置いてある自販機がありました!
ここでボトル缶の紅茶花伝で糖質とカフェインと暖かさを補給して、道の駅の隅の昔は公衆電話が置いてあったであろう謎スペースに顔をうずめて、15分後にアラームをかけて立ち膝のまま少しだけ仮眠を取ります。
ちなみにブルベ中の仮眠は数日前の北へ600の後半戦で2,3分目を閉じた以来でしたがスンナリ寝て起きられました。
そんなこんなで2:35頃に3人でリスタートしコース復帰。平取方面に向けて走り出します。
この辺りは下り基調のハズなんですが、緩やかに吹いてくる向かい風の影響か、疲れの影響かあまりスピードは上がらず粛々淡々とペダルを回す時間です。時刻はシルバーウィーク真っ只中の3時辺りだというのにトレーラーの往来が結構あり、流通を担っていただいているドライバーさんに心の中で感謝を述べつつ邪魔にならないように走ります。
そしてセイコーマートにしては珍しく朝4時から空いている281.3km地点のセイコーマートたんの店に4:40頃到着しまして、7時間ぶりのコンビニで補給します。
↑ この時は他の客はいなかったですが、かなりの来客がありました
もはや何を食べたかもあまり覚えていませんが、カフェインと味噌汁と卵は食べた記憶。あと糖質。
外のベンチでカモシカさんはぐっすり眠っていたのでのんびり身体を休めつつ、当日の平取町の日の出時刻5:20に合わせるように出発しました。なおこの時点でグロスは14.55km/hで借金生活に突入していました。
出発してすぐ、道道59号平取厚真線の起点の横にゴルフ場があるのですが、フェアウェイを大量の鹿の群れが走っていました。こっちに寄ってこないようホイッスルを吹いておきつつ道道を北進します。日が出てきたおかげで多少上がってきた気温のおかげで足が回るようになってきたのと、7割走ってようやく向かい風じゃない区間になったので3人ともペースを上げて、長閑なむかわ町内を進みます。
そして6:15にPC3の300.7km地点、セブンイレブン鵡川文京町店に到着したんですが、ここでフォロワーのジブぽんさんが迎撃してくれました!
PCなら色々とヘルプが利くので暖房を入れた車とフロアポンプを用意してくれていたそうですが、車の中に入ったら2度と出てこれない予感しかしなかったので丁重にお断りしまして、微妙に空気が抜けやすい気がしていたのでフロアポンプをお借りしてフロントのタイヤの空気を6barまで入れます。
↑ ちなみにDNSするなら車の上に自転車が積めるそうです。ありがとう、ブリ
ごく一部の界隈では有名なブリのぬいぐるみをみて元気をもらい、停車時間20分程で6:35にPCを出発しました。この時点でグロスは14.6km/h、借金生活なのでここからはローテを回せる分だけ回しつつゴールめがけて走ります。
道中、ノーザンファーム辺りの路面が悪くてコースに文句を言いながら(おい)走りますが急な眠気に襲われたりして千歳市に入る頃には千切れたりしつつ、なんとか合流して8:15に343.0km地点にあるセイコーマート弥生店に到着しました。
区間グロス26kmとまぁまぁの速度で走ったのと、太陽が出てきたのもあって一気に暑くなったので物陰に隠れてインナーを裏起毛のものから薄手のものに着替え、上着をパージして下に履いていた寒さ対策のレインパンツ、ヴェロトーゼ、レッグウォーマーもパージして完全に夏モードに切り替えます。気温は20℃を越えてましたし汗もかいていたのでしっかりカロリーと水分、今日何度目かわからないカフェインを摂取してついでにクーリッシュで身体を冷まします。
あと59.1km pic.twitter.com/yY8qaGScaX
— ラナ🪼☁️@BRM1018薄野200 (@RanuncuRide) September 23, 2026
↑ エナジードリンクなんて飲むのはいつぶりだろう…
25分程停車して出発するんですが、着替えたりで時間を使ったのでカモシカさんに
「お待たせしてすいません」と言うと
「もっとゆっくりしてても良かったですよ」と返答を頂きました。
が、これ以上ゆっくりしたらここに来るまでにめっちゃ踏んだのにまた踏むハメになる! と慄いて自分が先頭で走り出しました。
が、すぐに眠くなったりで2人に離されたり近づいたりしながらなんとかかんとか走ります。
ややしばらくして、千歳の市街地を抜けて恵庭に入る頃には天気は快晴、風は追い風が気持ちよく、秋の田んぼの景色が嫋やかで眠気もいなくなったので、穏やかな心でペダルを回します。ここで一旦眠気とはオサラバ出来ました。レッドブルが効いてきたのでしょうか?
この辺りはサイクリングでよく通るルートなので「ついに帰ってきたな」という感覚が大きく、不思議な感慨を抱きながら走りました。
さて、遠くに見えていたエスコンフィールドの建屋がだいぶ大きくなり始めた9:45頃、カモシカさんがおもむろにソフトクリームを食べたいと言い始めて正気を疑いますが、たまたま数キロ先にソフトクリーム屋がコース上にあったので営業時間が15分後の10時開店なのを確認してアテンドします。
ちなみにソフトクリーム屋は小林牧場 おかしなソフトクリーム工房です。
373.5km地点で到着は10時。24時間経過。グロスは15.56km/hでいつの間にか1時間ちょっと貯金が出来ていたこともあり、パラダイスウィーク全行程98%終わったこのタイミングでまさかのソフトクリームと洒落込みます。
自分1人で走ってたら絶対こんなことしないだろうな…。やはりこういう体験が出来るのも複数で動いている時の楽しみです。
ちなみにブルベ中は1人で走っていると写真もほぼ撮らないしご飯も基本コンビニだしで、無色透明なライドになりがちです。もっと感性を豊かに保たないと…。
サイクリング日和だねぇ
— ラナ🪼☁️@BRM1018薄野200 (@RanuncuRide) September 24, 2026
(あと30km切ったのでソフトクリーム待ち pic.twitter.com/4J62gCgIN0
↑ 自分ら以外いないので芝生の上でだらだらしてます
オープン待ちの間、カモシカさんもモリーチさんも身体を休めていましたが、自分はなんとなく日向で空をぼんやり眺めたりするなどしてました。5分ばかし待ってるとお店が空きましたので、早速店内でソフトクリームを頂きます。
これはソフトクリームライド pic.twitter.com/yT1C1gIhA4
— ラナ🪼☁️@BRM1018薄野200 (@RanuncuRide) September 24, 2026
↑ ゆるポタと同義語のソフトクリームライド。つまりこれはゆるポタ(錯乱
迫る制限時間の焦燥をソフトクリームと共に平らげた我々は10:25、最後の30kmをゴールに向けて走り出します。
が、走り出してすぐに猛烈な眠気に襲われた為、勝手に1人千切れたのですが、2人が先のコンビニで待っていてくれました。
しかしどうにも眠いので1,2km程コースアウトして江別市野幌の商業施設、エブリにある「NOPPOROCOFFEE」に寄ってコーヒーを飲んで行くことに決めて、江別市内でおふたりとお別れしました。
本当は苦楽を共にしたおふたりと一緒にゴールして喜びを分かち合いたかったのですが、あまりにも自分がポンコツなのでこれ以上迷惑をかけまい…とお別れしました。ここのコーヒーが好きなのもありますが(地元だしね
10:50~11:10の間に寄り道&コーヒーブレイクからのコース復帰しまして、ゴールの札幌市へ向けてひた走ります。
この先の市街地走行を加味すればゴールはクローズ30分前くらいかなとぼんやり考えながら走っていたら、札幌の奥、石狩方面から真っ黒な雲が向かってきていました。しかも遠目からみると雷を伴っており最後は何やら雨に降られそうな気配です。
390.9km地点、豊平川を渡りゴールまであと10km程のところで予想通りの雨が一気に降り出してきたので、数時間前にサドルバッグにしまったレインパンツを引っ張り出して装着します。上着はもう面倒なので着ません。
パラダイスウィーク1日目と2日目は雨具として。4日目と5日目は防寒具として、ゴールまで残り10kmは再び雨具として活躍してくれたモンベルのレインパンツには感謝感謝です。よく去年(2025年の夏)まで雨具ナシで走ってたな…と過去のアホな自分を振り返りながら着替えて札幌市内を走ります。
ハァハァ⋯ pic.twitter.com/RzWyF3wOBt
— ラナ🪼☁️@BRM1018薄野200 (@RanuncuRide) September 24, 2026
↑ 岩木山200のスタートと最後のまだ400も雨とは…
ブルベの名前が「札幌までまだ400」ですが、札幌市内に入ってから12kmも走らせるとは中々焦らしてくれるぜ…とかゴールほぼ石狩やん! とか考えていた気がします。
とりあえず雨は一旦弱まったのですが、やたらと路面は濡れており(先に行ったカモシカさん・モリーチさん曰くめっちゃ土砂降りだったらしい)猛烈な向かい風&横風が吹き荒れる札幌市北区を走りますが一向に進まない道程と、急激に濡れ始める靴の中に絶望感じながらペダルを漕ぎます。
30分で7kmしか進まん。おわりだよ
— ラナ🪼☁️@BRM1018薄野200 (@RanuncuRide) September 24, 2026
↑ 珍しく悪態をついてますね。もっと噛みしめよう!
そんなこんなで12:20頃にゴールコンビニのセブンイレブン札幌季実の里店(402.2km地点)に到着です。
ゴールに着くと先にゴールされていたモリーチさん、カモシカさんとR札幌スタッフの方や関係者の方々の拍手で迎えられて、一気に目頭が熱くなり思わず俯いてしまいましたが、なんとか涙腺をキッチリ閉めて買い物を済ませ、全行程を走破したのでした。
ごる! 26h27m、ランタン・ルージュです。
— ラナ🪼☁️@BRM1018薄野200 (@RanuncuRide) September 24, 2026
これにて200→600→300→400の連戦、全て完走しました。
ご一緒して下さったランドヌールの皆様、スタッフの皆様、応援して下さった皆様、本当にありがとうございました!! 特大の感謝を!! pic.twitter.com/rtvkjkmMFg
↑ 長く苦しい戦いだった…本当に
小雨降る中、おふたりとお互いの健闘を称え合い、同行して頂いたことに感謝をお伝えして、関係者の皆様から労いの言葉を頂いたのですが、このあと家まで25km程自走しないといけないのがホントに憂鬱で内心絶望していたのはここだけの話です。
・おわりに
Day1 岩木山200 203.3km 2833mUP 11h58m
Day2,3 北へ600 603.8km 4010mUP 39h09m
Day4 浜頓別300 300.5km 1923mUP 17h35m
Day5,6 まだ400 402.2km 2398mUP 26h27m
合計 1509.8km 11164mUP 95h09m
他、スタート&ゴール等移動で80kmくらい
岩木山スタート後~まだ400ゴールまでのコンビニ買い物額合計 30369円
1km辺り20.11円
宿泊費の合計 38076円
移動費 16240円
他、お土産代など 不明。多分20000円くらい
パンク・メカトラはナシ。雨はまぁまぁ降った。
コインランドリーの立ち寄り回数 2回。
期間中の睡眠時間は13時間くらい?
人生初の外洋を走るフェリー乗船。人生初の新幹線乗車。30代最後の修学旅行でした。
沢山の人と一緒に走り、お話しをして、苦楽を共にし、ブルベ遍歴を話したり、前を引いたり引いてもらったり…自分の旅に関わってくれた全ての人に大感謝を!
職場の事情により来年からはブルベへの参戦頻度は大きく減ると思いますが、この先もブルベには参加という形で関わっていく気持ちですので、何卒宜しくお願い致します。2031年のPBP参加を目指して走り続けて行こうと思います。
それでは、また。













