今日は叔母が荼毘に付される日。
朝から雨。。。
ご遺族の、そして故人ゆかりのあった人達の悲しみの涙雨でしょうか。。。
昨日の通夜の席では、方丈さん(お坊様)がお経を唱えながら仏教の教えを、そして唱えたお経の一つ一つを丁寧に説明して下さいました。
少しだけ「通夜」をすることの意味をお伝えしたいと思います。
通夜には、三つのキーワードがあります。
「安心」「感謝」「決意」
仏教において人は亡くなるとその魂は生命の源に戻ると言われています。
この世に現れ役目を終えてまた元の世界に戻るのです。
亡くなると故人はこの世での係わりから心配ごとなどで後ろ髪を引かれ大きな未練が残ります。
「あれは大丈夫だろうか?」
「これは心配ないだろうか?」
「それは問題ないだろうか?」
そんな心残りからすんなりあの世に行けないのです。
そこで私達残された生きている者が、
「自分達の事は大丈夫。安心してあの世に旅立って下さい。」
そんな気持ちを込めて手を合わせ、僧侶の唱える「安心のお経」に乗せて故人に思いを届けるのです。故人を含め先祖に感謝をし、在りし日の故人に思いを馳せながら、「故人を心配させない為に精一杯生きていく」
それを故人に宣言する事で、故人の死を悲しむ者達が死の悲しみから立ち直るきっかけを手助けし、前を向いて歩き出せるように。との儀式がお通夜なのだそうです。
今日は告別式。故人に最後のお別れを告げお見送りする日です。
荼毘に付されるので在りし日の姿とのお別れです。
「どうか、成仏してお釈迦様の元に旅立って下さい。おばさんありがとう。。。」
せっかくですのでここから先はその先のお話しです。
「初七日の意味」
故人が三途の川のほとりに到着する日とされています。
叔母は入棺の際に六問銭を持たされました。
三途の川を渡るには三つの渡り方があるそうです。
「激流を泳いで渡る」
「緩流を泳いで渡る」
「渡し舟に乗って渡る」
六問銭は渡し舟に乗るためのお金とされています。棺に一緒に入れました。
「四十九日」
四十九日は初七日から7日ごとに受けたお裁きにより来世の行き先が決まる最も重要な日です。
故人の成仏を願い、極楽浄土に行けるように家族や親族、、故人のゆかりの深かった方々を招いて法要を営みます。
四十九日を終えそれまで喪に服していた遺族は日常生活に戻る日でもあります。
昨日の通夜の席で、万丈様が(お坊様)とても詳しく流れを説明して下さいました。
ここには書いていませんが戒名の事も丁寧に話されていました。
今までこんなに深いお話しをお通夜の席で話された万丈様(お坊様)に出会った事はありませんでした。
心を伝える、思いを伝える意味がとても深いものだと改めてその大切さを知りました。
知っていると知らないではお通夜や告別式などを行う感じ方も大きく違う気がします。昔の人はこういう一つ一つの習わしを行うことで、遺族と共に心に寄り添い、共に前を向いて生きていく支えを繋がりを大切にされて来たのだと思います。
33回忌まであるのは、昔は土葬だったから。
土にかえるまで33年かかったと言われ、そこからきています。
故人を忘れずに命日には皆で故人を偲び思い出し、語らう事で故人はそれぞれの心の思い出に生き続けるのです。
今日は私の独り言です。
叔母のご冥福を祈ります。。。
リコメ、遅れてすみません。
感じた事を皆さんにお伝えしたかったので記事も予定の記事は後日改めて書きます。
最後にメル。
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今日も元気いっぱい。走り回って遊んでいます。
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
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元気が何より。
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皆さん、過信せずに健康診断はしっかり受けて下さいね。
市区町村では補助金も出ていると思います。人間も早期発見早期治療が大切です。
今日は読んで下さってありがとうございました。
ご遺族の悲しみの涙が、少しでも早く癒せますように。。。