15年前の手紙(上京したばかりの頃、友達に出した手紙)ここまで書いてみて気付いたのは、俺のモノローグは愚痴りに過ぎない滑稽であった。革命、それは下位者が上位者に挑むたしなみ。歴史とはその順繰り。じゃあ新世界とは何だ。風雅とは。手紙とは。隔世の感では収まらない、生きる意味のすべて。