暴露本 | エンジェリック乱世のブログ

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芸人のエンジェリック乱世と言います。
YouTubeやTikTokで水谷豊さんものまね(ドラマ『相棒』)やってます。
何卒宜しくお願いいたします(( _ _ ))

(Diamond Gen)
女優の山口果林の『安部公房とわたし』(2013年)
で徹夜しました。
ノーベル文学賞の候補になった事のある阿部公房(妻帯者)の暴露本として、どちらかと言えば、Amazon等では批判的に取り上げらています。
定番である妊娠と中絶等のえぐい話も出ますが、山口果林の大ファンであるためか、女優の一代記として読み、大変に楽しみました。
女優としてこれからも生きていく意志を感じ、好感すら感じました。
1960~70年代の作家とか俳優の関係や空気が描かれていたのが印象的でした。
学生運動やベトナム戦争の時代ですね。



(エンジェリック乱世)
あなたに薦められた林葉直子さんの『罪』を読んでます。
失踪事件について、
「インドのサイババに会いに行っていた」
というデタラメな報道に
「サイババという人には何の興味もないし、よく知らなかった」
としながらも、報道が過熱して
「そこまでサイババのことを言われたら、少しぐらい知っておかなきゃ」
という記述があり、
「なぜ知っておかなきゃと思うのか?」
吹き出しながらも林葉さんの人間性を見たような気がした。
この人は奔放に見えて
「問題の原因は自分にある」
と思ってしまう性格なんじゃないか。
ちょっとマジメ過ぎる気がした。