2630.【らんな劇場】優芍の幼駿⑤ 〜にげろ〜 | 魔道士らんなのトーラムまいご日記

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おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!



さてさて、今日は【らんな劇場】
優芍の幼駿第5話をお届けしまーす!

【あらすじ】
『玉ねぎとじゃがいもを狩ってきて!』
と、勘違いしたうらんはギルドぽいとん所属のチーカと本当に狩りに行ってしまう。
ペットとゆりんとともに狩りを終え、家路に着こうとしたとき………なにやら嫌な予感が…

ほんわか回のつもりがなんかイヤな雰囲気に…?
優芍の幼駿、それではスタートです(o^-')b♬

ぶーーーー(はじまる音)



闇竜の神殿は荘厳な雰囲気に包まれている。
その名前から受けるダークなイメージとは違い、どちらかというと祀られているようなそんな雰囲気もある。

人の気配はほぼ無く、モンスターが巣くってはいるが特にこちらから攻撃しなければ襲ってこない。




しかし……この時は少し違った…。
ピタッ足


玉ねぎとじゃがいもをリュックにつめ、出口に向かう二人は……、

どちらかともなく足を止めた。

明らかに何かが違う………!?


この不可解な空気。
なんと表現すればしっくり来るんだろう。



瘴気?


覇気?



スッと出口の方を見ると……
そこには
その違和感の元となるモノがいた。





そこにいたのはどっからどう見ても魔族……
人間の白目の部分は黒く、角を生やしている
女性タイプの魔族。
禍々しいオーラを放ちながら魔族はこちらを見下ろしている。
冷静な表情を崩さず、じっとこちらを見ている魔族。ふたりはどうすることもできずその場で固まった。


やがて
うらんたちをしばらく見たあと、魔族特有の笑いを浮かべ……小さな犬歯をチラリと覗かせペロッと舌を出す。

魔族『こんなところに、白羽根……
ニンゲンの子どもが居るとはね……フフ』

小さくそう言うと1歩踏み出した。




ひゅ………また落ち着かない風が吹く…

二人の身体を何かが突き抜ける。

『ここにいちゃだめだ』
『ここにいちゃだめだ』
『ここにいちゃだめだ』

身体の中の何かが緊急信号を放っている。

すぐにでも立ち去らないと………

キケン、キケン!





そ、そだ!
チーカお姉ちゃんは…?!
くるっとチーカをみると、チーカも同じ気持ちみたい…!
ほぼ同じタイミングで目が合った。


(゚A゚;)ゴクリ
二人は顔を見合わせ、同時に小さく頷く……




だっ!!

踵を返し、二人は同時に駆け出した!

『脇目も振らず真っ直ぐに逃げ出す。』
そう、
それがこの場では最善の方法なのだろう…。
いやむしろそれしかない。




( ゚д゚)ハッ!
魔職であるチーカは危険を察知する。
突然後ろで膨れ上がる魔力!
こんなに急にっ?!


人間のスピードを遥かに凌駕したその詠唱はチーカの知る魔術よりも随分と早く完成する!
チーカ『まずいっ伏せて!!』

ンゴゥん!

閃光、魔力の濁流、うずまき、そして闇。


あたりが傾き、だんだんと真っ暗になっていく。


えっ……と……

なんとか考えをめぐらせようとしたうらん。

でも……


もう、なんだか……
どうでも…良くなってきちゃ…った。


暗い……
目の前が暗転する感覚に身を任せ、闇に堕ちていく。そう、眠りに落ちるように。
ゆらっ………

意識を失う直前。

あの……魔族が、
黒い目で見下ろしているのが見えた。



つづく





なにやら妖しい魔族の登場で大変なことになっちゃいました。うらん、チーカはどうなっちゃうのでしょうか!?

この魔族の正体は……?!

次回をお楽しみにね(o^-')b




おしらせ


本日実質、トリアグルズ最終日となります!
(正確には明日のメンテまで)
まだ刀取れてない人はイベント会場に集合だよ〜!

ラストスパートがんばろ!

でわでわ……

今日も元気に
行ってらっしゃい♬

またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆